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姿勢や体温もストレス耐性と関連

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仕事をしていればいろいろなストレスがたまるもの。ときには「仕事に行きたくないなあ…」なんて思い詰めることもあるはず。しかし、自分とまったく同じ状況に置かれていてもそれほどストレスを感じていない人もいる。このようなストレス耐性の個人差はどこからくるのだろうか? 日本心理教育コンサルティングの櫻井勝彦さんにお話を伺った。

「ストレス耐性には几帳面さや心配性などの性格面はもちろん、声の大きさや姿勢、体温などもかかわっています。声の大きい方はしゃべっているうちに自然とストレスを放出しており、また、姿勢の良い方は血液の流れや神経の伝わりが良く前向きな考えがしやすくなるんですね。体温についても、うつ病の方は体温が低い傾向にあり、ストレス耐性との関連性が高いんです」

考え方や性格だけでなく、様々な事柄がストレス耐性に影響しているようだ。では、日々ストレスを感じている人はどんなことを心がければ耐性が増すのだろうか?

「まず、生活スタイルを変えてみてください。猫背にならないよう意識したり、ジョギングや半身浴を毎日続けて体温を上げる習慣をつけたりするといいでしょう。日光を浴びる時間を増やすのも有効ですね。落ち込んでいるときに考え方を変えようとするよりは、こちらの方が取り掛かりやすいはずです」(櫻井さん)

ストレスで余裕がなくなっている状態で、内面を変えていくのは難しいもの。それならまずは外側を変えてから内面の変化を試みるのがスムーズとのことだ。

「考え方の面で大切なのは全否定しないことです。例えば上司に叱られたとき『自分はダメだ』と全否定するのではなく『何がダメだったのか』具体的な原因を探してください。それが見つかれば希望が持てますし、原因を特定することで、全否定するよりも心の負担がずっと軽くなります」(同)

例えば恋愛でも、失恋の理由を「自分は魅力がないから」と考えてしまうと途方もなく落ち込むが、「なぜフラれたのか」原因を限定して考えると、自分にかかるストレスは軽減されるようだ。

どんな職場にもストレスは付き物。まずはできるところから始めてみようか!
(河合力)


(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、web R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

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