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「バツイチ子持ち男は若い女と再婚しない」は嘘?本当?

年の大きく離れたカップルって、結構いますよね。最近では、アラフォー女性と20代の男性カップルも増えてきました。
一般的に“年の差カップル”というと、加藤茶さん夫妻のように男性が年上というのがほとんどですよね。
これまで進化心理学では、男性が結婚相手を選ぶ場合、多くの子どもを残したいという生殖的な目的から、繁殖能力の高い若い女性を好むと考えられてきました。
その一方で、男性は自らの子どもを養育するために、価値観や立場の似ている配偶者と協同した方が有益として、年の近い女性を好むと考えられてきました。
つまり、男性は子どもがいないときには繁殖の可能性の高い若い女性を求め、子どもができれば子育てに有利な年の近い女性を選ぶというのです。
実際のところは、どうなのでしょうか。京都大学大学院の大薗博記氏が調査を行い、この点を明らかにしました。
 
理想的な結婚相手の年齢を決める要因
大薗は、未婚者は理想の結婚相手について、既婚者は再婚する場合を想定させ、1513名の20代から60代の男性に調査をおこないました。
その結果、子どもの有無で“理想的な結婚相手の年齢”に違いはありませんでした。
つまり、従来言われてきたような、男性は子どもがいないときには繁殖の可能性の高い若い女性を求め、子どもができれば子育てに有利な年の近い女性を選ぶという説は、今回の調査では証明されなかったのです。
しかしながら、子どもの性別によって結婚相手の理想年齢が変化することがわかりました。
つまり、子どもが女児であると、結婚相手の理想年齢が高かったのです。
 
この結果を、進化心理学で解釈することは難しいかもしれません。
というのもやはり、自分の娘と同じくらい、もしくは娘より若い女性と結婚することに男性は抵抗感があるからです。
よって、結婚を強く望む女性が女児のいる年上の男性とお付き合いする場合、その道は長く険しいものになるかもしれないので、よく考えてみてくださいね。
 
【結婚にまつわる研究結果】
※ 亀田興毅も化ける?結婚は男の性格に好影響与えると判明
※ 飲酒・喫煙の習慣が近い男女は「長続きする」ことが明らかに
※ 海外の最新研究で明らかになった「夫婦円満の秘訣」6つ【前編】
※ 海外の最新研究で明らかになった「夫婦円満の秘訣」6つ【後編】
 
【参考】
※ 大薗博記(2008)『結婚相手の好みに関する検討』 日本社会心理学会第49回大会

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