休日にネクタイでおしゃれを楽しむポイントを達人が伝授

休日のタイ（ネクタイ）スタイルは、ファッション業界人の間でも浸透中。その使い方を3人の達人に教わった。 　 　

阪急MEN'S TOKYO ラグジュアリー紳士服・販売サービス部長の花谷典男さんは、きちんと見せつつ細部でリラックス感を演出。「一見、オンのように見えますが、実は各アイテムにリラックスしたものをチョイスしているので、着心地は快適です」（花谷さん）

　シャツは洗いざらしでボタンダウンを留めないことでリラックス感を演出。ユニークなノットは、最後に大剣を結び目に通さずに上にかぶせて完成させる、名づけて「ノーノットスタイル」だ。 　 　

untlim代表・小塚源大さんのポイントは、アメトラに欧州っぽさが交錯する大人のスタイル。「ノットは細く＆シャツの第1ボタンを外して隙を見せた着こなしにするのがポイント」（小塚さん）　全体の色調を抑え、赤いタイで存在感をアピール。休日にタイを締めるなら、仕事でまず使わない柄のウールタイやデニムシャツがおすすめだそう。 　 　

バーニーズ ニューヨーク PRマネージャー・中野光章さんは、ピンクの差し色のタイで華やかに。「週末の外出はほぼネクタイです」と言う中野さん。「休日なのでノットを緩め、リラックスした着こなしで、オンとの変化をつけています」以前は、洋服の色を拾うなど、タイを同系色にまとめるようにしていたそうだが、今はそこにこだわらず、華やかさを演出したほうが楽しいという。 　 　

彼らの技を極めれば、休日もタイが手放せなくなるはずだ。 　　　

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