ゲームアイドルの杏野はるなさんが、新品レトロゲームを専門に扱うゲームショップ「エッグコアトイズコレクション」をオープンしたと自身のブログにて報告している。
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商品はすべて新品未使用で、価格の一例としては、ファミコン用ソフト「■ロックマン4 新たなる野望!!」が2万円、スーパーファミコンの「ファイアーエムブレム 紋章の謎」が1万5000円、プレイステーションの「ファイナルファンタジーIX」が2万8000円など。
価格は基本的に当時の定価よりやや上、商品によっては数倍の値段が設定されているものもあり、ネット上では「転売行為ではないか」との非難も挙がっている。開店前後の杏野さんのつぶやきは、NAVERまとめの「ゲームアイドル杏野はるなさん ネットゲームショップをオープン!聖剣伝説 30,000円など」にまとめられており、以前「はるなは転売はしないけれど」などと発言していたことも、火に油を注ぐ形となっているようだ。
この件についてエッグコア(杏野さんが所属する事務所)に問い合わせてみたところ、担当者より次のような回答が得られた。
まず、オープンの経緯としては、杏野さんが、新品未開封のゲームソフトを大量に抱えている玩具店を見つけたのが直接のきっかけ。その後、同店と正式に“委託販売”の契約を結び、「エッグトアコイズコレクション」のオープンに至った。つまり、「エッグコアトイズコレクション」はあくまで販売の窓口にすぎず、商品が売れた場合に玩具店よりマージンを受け取る形。現在契約しているのはその1店のみだが、今後は同様の契約店舗を増やしていきたいという。ビジネスモデルについては、杏野さんとエッグコアのスタッフで話し合って考えたそうだ。
「転売ではないか」と非難されている点については、「転売と言えば転売。そこは否定できません」と担当者。ただ、杏野さんの意見としては、「単純にまんだらけに持って行くだけでも、新品なら倍の値段がつくものばかり。そのお店が定価で販売しても、いずれマニアが見つけて転売してしまう。それならいっそ、マニアのための、マニアによるお店を作ってしまおうと思った」ということだそうだ。
価格設定については「高い」という声もあるが、新品のレトロゲームはもはや「骨董品」であるというのが同店の考え。また当然、ある程度「上乗せ」している部分はあるが、それは足で歩いて探す手間を付加価値として乗せているだけであり、実際の儲けはごくわずかだという。また、今後は独自の鑑定書を付けて販売することも考えており、マニアが安心して新品ゲームソフトを買える環境を作っていきたいとのこと。
「あくまで善意で行っているのだろう」というのは伝わってくるし、こうした商売があることで喜ぶ人ももちろんいるのだろう。しかし個人的にはやはり、これは「転売」であり、ゲーム好きな人間としてあまりいい気はしない、というのが正直なところだ。
今のところTwitterなどでは否定的なコメントが大半となっているが、みなさんはどう感じただろうか。
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商品はすべて新品未使用で、価格の一例としては、ファミコン用ソフト「■ロックマン4 新たなる野望!!」が2万円、スーパーファミコンの「ファイアーエムブレム 紋章の謎」が1万5000円、プレイステーションの「ファイナルファンタジーIX」が2万8000円など。
価格は基本的に当時の定価よりやや上、商品によっては数倍の値段が設定されているものもあり、ネット上では「転売行為ではないか」との非難も挙がっている。開店前後の杏野さんのつぶやきは、NAVERまとめの「ゲームアイドル杏野はるなさん ネットゲームショップをオープン!聖剣伝説 30,000円など」にまとめられており、以前「はるなは転売はしないけれど」などと発言していたことも、火に油を注ぐ形となっているようだ。
この件についてエッグコア(杏野さんが所属する事務所)に問い合わせてみたところ、担当者より次のような回答が得られた。
まず、オープンの経緯としては、杏野さんが、新品未開封のゲームソフトを大量に抱えている玩具店を見つけたのが直接のきっかけ。その後、同店と正式に“委託販売”の契約を結び、「エッグトアコイズコレクション」のオープンに至った。つまり、「エッグコアトイズコレクション」はあくまで販売の窓口にすぎず、商品が売れた場合に玩具店よりマージンを受け取る形。現在契約しているのはその1店のみだが、今後は同様の契約店舗を増やしていきたいという。ビジネスモデルについては、杏野さんとエッグコアのスタッフで話し合って考えたそうだ。
「転売ではないか」と非難されている点については、「転売と言えば転売。そこは否定できません」と担当者。ただ、杏野さんの意見としては、「単純にまんだらけに持って行くだけでも、新品なら倍の値段がつくものばかり。そのお店が定価で販売しても、いずれマニアが見つけて転売してしまう。それならいっそ、マニアのための、マニアによるお店を作ってしまおうと思った」ということだそうだ。
価格設定については「高い」という声もあるが、新品のレトロゲームはもはや「骨董品」であるというのが同店の考え。また当然、ある程度「上乗せ」している部分はあるが、それは足で歩いて探す手間を付加価値として乗せているだけであり、実際の儲けはごくわずかだという。また、今後は独自の鑑定書を付けて販売することも考えており、マニアが安心して新品ゲームソフトを買える環境を作っていきたいとのこと。
「あくまで善意で行っているのだろう」というのは伝わってくるし、こうした商売があることで喜ぶ人ももちろんいるのだろう。しかし個人的にはやはり、これは「転売」であり、ゲーム好きな人間としてあまりいい気はしない、というのが正直なところだ。
今のところTwitterなどでは否定的なコメントが大半となっているが、みなさんはどう感じただろうか。
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