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意外と知らない我が家のルーツ! 新年会でご先祖様トークはいかが?

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新年会などで、祖父母や親戚と顔を合わせる機会が多いお正月。「結婚はまだ?」「そろそろ両親を安心させてあげたら」といった話題にうんざりして、話の流れを変えたくなったとき、意外と役立つのが一族のルーツやご先祖様のお話だ。祖父母や親戚の年長者を話の中心にすることで、新年会の雰囲気も変わるだろう。
昨年のお正月、久しぶりに親戚の新年会に出席した美也子さん(38歳・看護士)は、父方の伯父から一族のルーツを初めて聞いた。

「伯父によると、大昔、私たちのご先祖様は都でおこった仏教派と国神派の戦いに負けて、武蔵国に追われてきたそうです。負けた側への罰として名前を変えられて、今の名字になったのだとか。後で調べてみたら、飛鳥時代に仏教の礼拝を巡って起こった『丁未の乱』という内乱があったんですよ。これだ! と思いました」

武蔵国に来た美也子さんのご先祖様は、やがて広大な土地を手にいれ豊かな暮らしをしていたのだが、長い歴史の中には博打好きの人もいて、土地のほとんどを失ったらしい…。古い家系図もあったが預けていたお寺の火災で焼けてしまい、今となっては詳細なことはわからない…。

「正直なところ、どこまで本当なのかわかりませんが、自分の家系が遥か昔から続いていると思うだけでワクワクします」と美也子さんは話してくれた。

ここまで歴史をさかのぼる話はそうそう多くはないだろう。しかし、30代の独女なら祖父のそのまた祖父の時代は幕末か明治初頭くらい。小説やドラマでしか知らない時代に、自分のご先祖様や縁のある人が生きていたというだけでも、なんだか嬉しくなってくる。

先日、都内で編集の仕事をしている真琴さん(42歳)は、伯母に「仕事で鹿児島へよく行く」と話したところ「あら、ウチのご先祖様にも鹿児島の人がいるのよ」と言われたそうだ。

「明治の初めに、埼玉で先祖代々農家を続けている曾祖父の父の元に、薩摩藩の江戸屋敷で生まれ育った女性が嫁いできたそうです。廃藩置県で一度は鹿児島に戻ったものの、言葉もわからず鹿児島の生活にも馴染めなくて、江戸に戻ってきたのだとか。実は、近所に徳川に縁のある神社があるんですよ。もしかしたら篤姫が、その女性の嫁ぎ先として曾祖父の父を選んでくれたのかな? なんて想像しちゃいました」と真琴さんは話してくれた。

「食べ物の話題から、曾祖母やその姉妹のことを知った」というのは美鈴さん(30歳・会社員)だ。

「子どもの頃にどんなものを食べていたか? という話になったとき、九州の小さな町で育った祖父(90歳)が『子どもの頃から、カレーやシチューを食べていたよ』と言いはじめて…。よくよく話を聞いたら、曾祖母とその姉妹は結婚するまでの間、中国大陸で旅館の仕事を手伝っていて、そこでカレーやシチューの作り方を覚えたということがわかりました」

旅館の主なお客様は軍関係者で、味付けは関東風だったとか。「九州の祖父の家で食べるお雑煮は関東風なんです。料理の味付けにも、曾祖母の体験というか人生が関わっているんですね」と美鈴さんは話してくれた。

今、自分がここにいるのは両親がいて、祖父母がいて、曾祖父母がいて…。そう思うだけで、たくさんの人に守られているような気がしてくる。親戚が顔を会わせるお正月だからこそ、改めてご先祖様トークをしてみよう。子どもの頃は理解できなかったルーツや、今まで知らなかったご先祖様の武勇伝が飛び出すかもしれない。(オフィスエムツー/神田はるひ)

独女通信 12月29日16時06分

「意外と知らない我が家のルーツ! 新年会でご先祖様トークはいかが?」記事詳細はコチラ


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