沖縄復帰40周年記念作品「ひまわり 沖縄を忘れない、あの日の空を」の製作発表会見がこのほど、都内で行なわれ、桂壮三郎(映画『ひまわり』製作委員会代表)、小森陽一(映画『ひまわり』製作と上映を成功させる会 呼びかけ人・東京大学教授)、佐々木愛(同・女優)、森口豁(映画『ひまわり』製作と上映を成功させる沖縄県民の会副会長・ジャーナリスト)、竹内守(映画センター全国連絡会議議長)の各氏が出席した。
本作は、1959年のジェット戦闘機墜落事故「石川・宮森事件」の悲劇から53年、そして2012年の今でも米軍基地に命と暮らしが脅かされる沖縄の苦悩と希望を壮大に描くもの。会見冒頭には、「石川・宮森ジェット機墜落事故」についてのビデオ映像が上映され、当時の事故の悲惨な記憶が説明された。企画・製作を手掛けるゴーゴービジュアル企画代表取締役社長の桂プロデューサーは、「沖縄から基地をなくしたいという国民の思いを、映画を通して伝えていきたい。あのような大惨事が、いつ、どこで起きてもおかしくない沖縄の現状を日本全国に発信したい」と企画意図を述べた。
また、「映画は2部構成で、事故当時と現在の基地に向き合う人々のドラマ。今日の沖縄が抱える厳しい現実を描く。今年から来年にかけて沖縄の基地の問題も正念場を迎えるのではないかということもあり、この映画を通して国民に考えてもらいたい。また、映画としても創造力豊かな作品にし、製作と上映を成功させる運動も成功させたい。呼び掛けには続々と賛同が集まっている」と完成へ向けた抱負を語った。小森、佐々木、森口、竹内氏も本作に対する思いを述べ、惜しみない協力を約束した。
6月までにキャストを決定。脚本は大城貞俊と山田耕大が手掛け、メガホンは及川善弘監督がとる。プロデューサーは本村初枝。撮影は7月から9月に沖縄で現地ロケを敢行し、完成は12月頃を予定。公開は13年1月から東京、沖縄をはじめ都市部での先行上映を行い、その後順次全国上映していく。配給・宣伝はゴーゴービジュアル企画。なお、製作にあたり製作協力券(1000円)を発行している。
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(C)文化通信
本作は、1959年のジェット戦闘機墜落事故「石川・宮森事件」の悲劇から53年、そして2012年の今でも米軍基地に命と暮らしが脅かされる沖縄の苦悩と希望を壮大に描くもの。会見冒頭には、「石川・宮森ジェット機墜落事故」についてのビデオ映像が上映され、当時の事故の悲惨な記憶が説明された。企画・製作を手掛けるゴーゴービジュアル企画代表取締役社長の桂プロデューサーは、「沖縄から基地をなくしたいという国民の思いを、映画を通して伝えていきたい。あのような大惨事が、いつ、どこで起きてもおかしくない沖縄の現状を日本全国に発信したい」と企画意図を述べた。
また、「映画は2部構成で、事故当時と現在の基地に向き合う人々のドラマ。今日の沖縄が抱える厳しい現実を描く。今年から来年にかけて沖縄の基地の問題も正念場を迎えるのではないかということもあり、この映画を通して国民に考えてもらいたい。また、映画としても創造力豊かな作品にし、製作と上映を成功させる運動も成功させたい。呼び掛けには続々と賛同が集まっている」と完成へ向けた抱負を語った。小森、佐々木、森口、竹内氏も本作に対する思いを述べ、惜しみない協力を約束した。
6月までにキャストを決定。脚本は大城貞俊と山田耕大が手掛け、メガホンは及川善弘監督がとる。プロデューサーは本村初枝。撮影は7月から9月に沖縄で現地ロケを敢行し、完成は12月頃を予定。公開は13年1月から東京、沖縄をはじめ都市部での先行上映を行い、その後順次全国上映していく。配給・宣伝はゴーゴービジュアル企画。なお、製作にあたり製作協力券(1000円)を発行している。
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