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メリル・ストリープ、老女メイクを初めて見た瞬間を「父によく似てたわ(笑)」

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7日、3月16日より公開となる映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」の来日記者会見が都内で行われ、主演メリル・ストリープとフィリダ・ロイド監督が登壇した。同作で、“鉄の女”の異名をとったマーガレット・サッチャー元英国首相を演じたメリルは、先日授賞式が行われた第84回アカデミー賞で主演女優賞を受賞。注目作とあって会場は大勢のマスコミで溢れた。

【関連写真】メリル・ストリープが、サッチャー首相の扮装で一般人の結婚をサプライズ祝福!

サッチャー元首相の40代から86歳までを演じた本作。役作りの上でのチャレンジは沢山あったそうで、「私はアメリカ人だからイギリスではアウトサイダーだった。その中で、サッチャーという、人々に愛され同時に憎まれた女性を演じたことは大きな挑戦だったわ。それと、多くの人たちが知らないであろう彼女が年をとってからの部分を演じたのも」と振り返った。

これまでにも実在の人物を演じたことはあるが、サッチャー元首相は同時代の、まだ存命の人物。「確かに、嬉しいことに彼女はまだ存命よ。それだけに、今回はより“真実”に近い役作りをする必要があった。それは引き受けなくてはならない責任だったわ。この映画は自分にとっても学ぶ機会の多い作品だったし、親の世代についても多くを学んだわ」。

さらに、カリスマ政治家でありながら妻であり母でもあったサッチャー元首相の女性としての魅了を、「決して女らしさを失わなかった人よ。毎朝靴とハンドバッグを自分で選んで、料理もしていた。もちろん、政治という男社会で、女らしさを手放したいとう誘惑はあったと思うけど…。でも逆に、人前で涙を見せたり笑ったりするような女らしさは決して出さなかった人でもあったの。それが“鉄の女”と呼ばれたゆえんね」。一方、ロイド監督は「雑貨商の娘であるという自分の出自を忘れなかったところ。大勢の政治家の中でも普通の庶民の気持ちがわかっていた人だと思う」と応じていた。

老女メイクを初めて鏡で見た瞬間を振り返って、「よく知ってる人だなあって感じだったわ」と答えて会場を笑わせ、「父によく似ていたわ(笑)。父とサッチャーを足した感じね」と茶目っ気たっぷりに語ったメリル。会見終盤には、事前に練習したという「大ヒット!」という日本語の掛け声と共に威勢よく鏡開きし、日本酒のにおいが漂う中、終始ご機嫌で写真撮影に応じていた。

「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」は3月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開


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