2月29日は4年に1日のビッグイベント？

1年が366日になる、4年に1度のうるう年。
…と書くとなんだかイベント感もあるし、確かにネットやニュースでもなにかと取り上げられたりもする。うるう年キャンペーンなんていうのも、ちらほらと見かけるような。
「図表入りの記事はこちら」
しかし、4年に1度という割には、バレンタインデーやひな祭りのような派手さがない2月29日…。
ブロガーたちは、そんな一日をどう感じていたのだろうか？

・うるうどしですね。だからといって、何もないけど
・4年に1度の特別な日！なんだかウキウキするような
・うるうどしです。みなさんは何して過ごすの？

ふむ。どれもこれも、見事にあやふやである。嬉しいことが起きている感覚はなくはないけど、これといって何も起こらないという、消化不良に似たモヤモヤすら感じられる。

東京マラソンで世の中が色めき立ち、テンションは少し上がったけど、考えてみると知り合いが走っているわけでも、マラソンに興味があるわけでもないという、そんな感覚か。

また、こんな意見もなくもない。

・録画大丈夫だったのか？表示してる日がおかしいんだけど
・中国でタクシーのメーターが一斉に故障だって。う～む
・IT系の会社はパニック状態か？1日増えたことがひきおこす、この不安感…

実際は、シャープ製のブルーレイディスクレコーダーで不具合が出たそうだが、それ以外の大きなアクシデントは（この原稿の執筆段階では）確認されていない。もちろん喜ばしいことだが、それも含めてなにやらあやふやだなと。

そんな、いいことも悪いことも起こらない2月29日だが、稀にこんなコメントも発見して、少し温かい気持ちに。

・うちのばあちゃんの本当の誕生日。まだ21歳！
・今日は猫ちゃんの特別な日なの。本当の誕生日なのです☆
・4年に1度の本当の誕生日…。豪華なパーティーでした！

ふむふむ。

日本の人口が1億2千万人として、それを4年＋1日の日数で割ると、約8万。単純計算だけど2月29日生まれの人はそれくらいいることになり、そのご家族や親戚、友人の数を考えると数十万人にのぼる。少なくともその人たちは4年に1度の特別な日を楽しんだとみた！

何か起こるかもしれないというワクワク感が高まるのは、その人たちの些細な“喜びエネルギー”によるものなのかも知れない。

（山葉のぶゆき／effect）


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