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100歳の現役医師から学ぶ!究極のアンチエイジング方法【後編】

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前編では、長寿遺伝子と言われている“サーチュイン遺伝子”をまずご紹介してきました。この後編では、サーチュイン遺伝子を活性化させる“レスベラトロール”についての詳しく説明していきます。
 
レスベラトロールが含まれた食材をどのくらいとればいいの?
前編で、カロリー制限の代わりにレスベラトロールをとることで、サーチュイン遺伝子を活性化させられるとご紹介しました。
では、このレスベラトロールはどのくらいとればよいのでしょうか? まずは包有量についてなのですが、赤ワインには1本0.11mg程度しか入っていません。
そうなると、サーチュイン遺伝子を活性化する目的で摂取する場合、一日にボトル100本前後飲まなくてはならなくなり、赤ワインでサーチュイン遺伝子を活性化する前に肝臓を壊してしまいます。
なので、現在アメリカで流通しているレスベラトロールのサプリメントのほうが効率的なようです。
 
■本当に寿命延長効果はあるの?
ところで実は、ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ健康加齢研究所の研究チームが、サーチュインと長寿の間に因果関係があるというのは幻想だと示しています。
そしてサーチュイン遺伝子の発見者も、雑誌『ネイチャー』の短報内で、自身が行った過去の実験には不備があったことを認めているようです。
しかし、全く関係がないとも言えなさそうです。それは、以下の文からもうかがえます。
「サーチュインは寿命延長の万能薬ではないものの大きな健康上の利点があると述べた。
直接的な効果か、間接的な効果かは別として、サーチュインはマウスなどの哺乳類を、高脂肪の食事や加齢関連の疾病による代謝ダメージから守る効果があることが示されていた」
ここでは、サーチュイン遺伝子の活性化は加齢による生理学的な衰えを遅らせ、先天性・後天性の病気の治療として有望なアプローチであることに変わりはないとも述べているのです。
健康な動物の寿命を延ばす効果があると言えないが、食べ過ぎによって身体が受けたストレスを緩和する効果がある可能性はあるとのこと。
 
いかがでしたか? サーチュイン遺伝子について、今後の研究が期待されますね! ちなみに活性化はレスベラトロールもいいのですが、25~30%のカロリー制限ならした方がベター。
カロリー制限というとどうしてもダイエットと結びつけがちですが、アンチエイジングや長生きを目的としてカロリーを気にすると目的意識が変わります。
「素敵なおばあちゃんになるために!」そう思って始めると、案外続くかもしれませんよ。
 
【参考】
※ 「寿命延長遺伝子」サーチュインに効果無しか、ネイチャー誌 国際ニュース : AFPBB News

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