
これぞ大作!
スター・ウォーズファン舐めんなよの集大成と言っていいと思います。スター・ウォーズの映画6作品、ブルーレイ版からフル画質でコマを抜き出して作ったモザイク画がこれ、最後の晩餐スター・ウォーズ版。
抜き出したコマ数は、なんと6万9550コマ! 横24168×縦10864ピクセル、262メガピクセルのこのモザイク画。製作期間は以外と短く、2週間。ファンなら絶対ほしいこのモザイク画を作ったのはアヴィナッシュ・アローラ(Avinash Arora)さん。米Gizが彼にインタビューしていますので、みてみましょう!
ヘスス記者「この巨大画を作るのに何を使ったものは?」 アヴィナッシュさん「映画からとった6万9550枚の画像です。最初はプラグイン使ってVLCから1枚1枚抜き取って、その後Photoshopで20枚毎に1枚残して消す(1-19枚目は消して、20枚目だけど残す)という作業をしていたんです。でも、AndreaMosaicというソフトを見つけて、それが作業まとめてできるってわかったのでこれを使うことに。このおかげでずいぶん作業時間が短縮できました。モザイク画を描くにあたって、元にするのはエリック・デシャンプス(Eric Deschamps)さんがGiant Magazineに書き下ろしたスター・ウォーズの最後の晩餐にすると決めてました。」 ヘスス記者「どういうパソコンを使って作業しましたか?」
アヴィナッシュさん「Asus M2N SLIマザーボード、AMD 5400+ X2、 eVGA nVidia Geforce 8800GTS 640MB、2GB DDR2 Corsair XMSのメモリですね。」
ヘスス記者「ソフトは?」
アヴィナッシュさん「最初はAndreaMosaicを使っていましたが、思ってたアルゴリズムと違うことに気づいて、最終的には自分でちょっといじったやつを使いました。リサーチしてどういう仕組みなのか調べてやりましたよ。」
ヘスス記者「最終的には求めるものができたと思いますか? クオリティ上げるのに何をしました?」
アヴィナッシュさん「もっとクオリティ上げようといろいろ試しましたが、まぁ今回作ったやつで落ち着きました。どのコマが重要か、または色分け等ができるようにアルゴリズムを自分でいじりました。」
ヘスス記者「それで完成したわけですね?」
アヴィナッシュさん「いえいえ。その後、1000コマ分くらいは自分で見ながら手で修正していきましたよ。色も直しつつね。最後はPhotoshopで調整しました。」
ヘスス記者「どれくらい時間かかりました?」
アヴィナッシュさん「それぞれの映画からコマを抜き出すのは1本1時間くらいでした。これが1番簡単なプロセス。それぞれからサンプルモザイクを作るのに90分くらい。フルモザイク画が6-8時間。さらに手で微調整やリタッチするのに25から30時間くらいかかりました。この作業してる2週間くらい、学校の授業2つくらいサボってしまいました。これが完成した日はテストがあったんですけど、そのこともすっかり忘れていて...。」
ヘスス記者「あらら。」
アヴィナッシュさん「まぁ、それでもそこそこできたのでなんとか。」
ヘスス記者「このモザイク画、大きさはどのくらいですか?」
アヴィナッシュさん「1コマは、640×272ピクセルでした。でもモザイク画にいれた時にサイズダウンさせたので、横が120ピクセルですね。どのコマもフル画質です。完成品は、横24168×縦10864ピクセル、262メガピクセルですよ。」
ファンってすごいな。ダウンロードしたい方は、アヴィナッシュさんのサイトでできます。
[Avinator]
そうこ(JESUS DIAZ 米版)
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