クリスティン・ベル、ザカリー･クイントのカミングアウトに賞賛のエール！

人気ドラマ『ヴェロニカ･マーズ』『HEROES/ヒーローズ』でお馴染みのクリスティン･ベルが、ザカリー･クイントが、ゲイであることを告白したことについて、誇りに思っているという胸中を明かした。LGBT（レズビアン、ゲイ、両性愛者、性転換者の頭文字を取った略語）擁護の熱心な支持者でもあるクリスティンは、ザカリーと『HEROES/ヒーローズ』で共演。

彼女は米The Advocateのインタビューに対し、「ザック（ザカリーの愛称）がカミングアウトしたのは彼の個人的な理由によるものだけど、その勇気ある決断をとても誇らしく思うの。私が彼と同じ悩みを抱えているとしたら、誰かのお手本になるような行動をしたいわ。それは私自身もそういうお手本がほしいから」と答えている。

ちなみに、ザカリーは14歳の少年が性的指向を理由にいじめられ、自殺した事件をきっかけに、差別の撤廃と社会の意識改革に少しでも貢献しようと、ゲイであることを公表した。

以前から同性愛者ではないかとの噂が絶えなかったザカリー。度々ゴシップ記事で取り上げられていたことについてもクリスティンは、「共演している時、ザックがゲイかどうかを聞かれたことはなかったわ。もし、私にそんな質問をするが記者いたら、きっと頬をひっぱたいているでしょうね」と語っている。

元米大統領ビル･クリントンの娘、チェルシー･クリントンとともに、同性婚の合法化を求めたイベントをニューヨークで開催するなど、LGBTの擁護活動に余念がない様子のクリスティンだが、2010年2月に婚約した俳優ダックス･シェパードとはいつゴールインするのか。そちらも気になるところだ。（海外ドラマNAVI）

Photo：クリスティン・ベル
（c）Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net