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フォン・トリアー監督新作! 地球滅亡を背景に魂の救済と絶望を描く映画『メランコリア』

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『奇跡の海』や『ダンサー・イン・ザ・ダーク』 で一躍有名になったデンマークの奇才ラース・フォン・トリアーが監督・脚本をつとめた映画『メランコリア』が2月17日(金)に公開されます。

映画の主役は『マリーアントワネット』のキルスティン・ダンスト。彼女は本作『メランコリア』でカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞しました。

その他の出演者には、『24-TWENTY FOUR』のキーファー・サザーランドや、『アンチクライスト』のシャルロット・ゲンズブールさんなど名立たる俳優陣が出演しています。
 
【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】



「ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』をバックに映し出される異様なまでに美しく荘厳な地球の最期。そこで試される静謐なる魂の救済、深淵なる孤独と絶望。それらを圧倒的な映像美で描き切り、観る者の奥底にある暗部を抉り、感情を揺さぶり、そして心を鷲掴みするトリアー監督渾身の人間ドラマです」

(プレス資料より)



この映画では、幸せの絶頂とされる自身の結婚式でさえ空しさに駆られる主人公が、惑星の衝突が近づくにつれ、何故か心が軽くなっていくという心理状態が表現されているとのこと。

「この先も生活がずっと続いていくと思うとゾッとする」という感覚を感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか? 私も思春期にはそのように感じたことがありました。そういう時は、「何もかもが終わる」という言葉が救いになる場合もありますよね。

メランコリーに襲われている主人公が、ブランデーをラッパ飲みして裸で月光欲をするシーンがあるそうなのですが、そのシーンをキルスティン・ダンストさんがどう演じているのか興味津々です。

私が思わず「この映画が観たい!」と思った一文は、プレス向け資料に書かれたこちらの言葉でした。



「泣いてもいい。笑ってもいい。もう、世界は終わるのかも知れないから。」



このような心情に引き込まれて浸りきってみたい私は、『メランコリア』の公開が待ち遠しくてなりません。


[映画『メランコリア』公式サイト、CINEMA TOPICS ONLINE]

(chick)

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