ハリウッド外国人映画記者クラブ(HFPA)会員の投票によって選出される、第69回ゴールデングローブ賞のノミネーションが12月15日(現地時間)に発表された。
・話題の無声映画「アーティスト」、NY映画批評家オンライン賞3冠
作品賞と監督賞を含む最多6部門でノミネートされたのは、無声映画時代のスターの栄枯盛衰を、モノクロの無声映画として描いた野心作「アーティスト」。次いで、アレクサンダー・ペイン監督、ジョージ・クルーニー主演作「ファミリー・ツリー」と、米南部の女性たちのドラマ「ヘルプ 心がつなぐストーリー」がそれぞれ5部門で追う展開になった。
個人単位で最も多くのノミネートを受けたのが、ジョージ・クルーニー。「ファミリー・ツリー」で主演男優賞(ドラマ)、監督作「スーパー・チューズデー 正義を売った日」で監督賞と脚本賞の計3部門で候補入りした。またライアン・ゴズリングが、「スーパー・チューズデー 正義を売った日」でドラマ部門、「ラブ・アゲイン」でコメディ/ミュージカル部門の主演男優賞にダブルノミネートされた。
また、アンジェリーナ・ジョリーがボスニアを舞台に撮った初監督作「In the Land of Blood and Honey」が、アメリカ映画ながら、台詞がボスニア語であることから、外国語映画賞にノミネートされるというサプライズもあった。
授賞式は2012年1月15日に開催される。第69回ゴールデングローブ賞(映画部門)ノミネートは以下の通り。
▽作品賞(ドラマ)
「ファミリー・ツリー」
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
「ヒューゴの不思議な発明」
「スーパー・チューズデー 正義を売った日」
「マネーボール」
「戦火の馬」
▽作品賞(コメディ/ミュージカル)
「50/50 フィフティ・フィフティ」
「アーティスト」
「Bridesmaids」
「ミッドナイト・イン・パリ(原題)」
「マリリン 7日間の恋」
▽主演男優賞(ドラマ)
ジョージ・クルーニー「ファミリー・ツリー」
レオナルド・ディカプリオ「J・エドガー」
マイケル・ファスベンダー「SHAME シェイム」
ライアン・ゴズリング「スーパー・チューズデー 正義を売った日」
ブラッド・ピット「マネーボール」
▽主演女優賞(ドラマ)
グレン・クローズ「アルバート・ノッブス」
ビオラ・デイビス「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
ルーニー・マーラ「ドラゴン・タトゥーの女」
メリル・ストリープ「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
ティルダ・スウィントン「少年は残酷な弓を射る」
▽主演男優賞(コメディ/ミュージカル)
ジャン・デュジャルダン「アーティスト」
ブレンダン・グリーソン「The Guard(原題)」
ジョセフ・ゴードン=レビット「50/50 フィフティ・フィフティ」
ライアン・ゴズリング「ラブ・アゲイン」
オーウェン・ウィルソン「ミッドナイト・イン・パリ(原題)」
▽主演女優賞(コメディ/ミュージカル)
ジョディ・フォスター「おとなのけんか」
シャーリーズ・セロン「ヤング≒アダルト」
クリステン・ウィグ「Bridesmaids」
ミシェル・ウィリアムズ「マリリン 7日間の恋」
ケイト・ウィンスレット「おとなのけんか」
▽助演男優賞
ケネス・ブラナー「マリリン 7日間の恋」
アルバート・ブルックス「ドライヴ」
ジョナ・ヒル「マネーボール」
ビゴ・モーテンセン「A Dangerous Method」
クリストファー・プラマー「人生はビギナーズ」
▽助演女優賞
ベレニス・ベジョ「アーティスト」
ジェシカ・チャステイン「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
ジャネット・マクティア「アルバート・ノッブス」
オクタビア・スペンサー「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
シェイリーン・ウッドリー「ファミリー・ツリー」
▽監督賞
ウッディ・アレン「ミッドナイト・イン・パリ(原題)」
ジョージ・クルーニー「スーパー・チューズデー 正義を売った日」
ミシェル・アザナビシウス「アーティスト」
アレクサンダー・ペイン「ファミリー・ツリー」
マーティン・スコセッシ「ヒューゴの不思議な発明」
▽脚本賞
ウッディ・アレン「ミッドナイト・イン・パリ(原題)」
ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロフ、ボー・ウィリモン「スーパー・チューズデー 正義を売った日」
ミシェル・アザナビシウス「アーティスト」
アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ「ファミリー・ツリー」
スティーブン・ザイリアン、アーロン・ソーキン「マネーボール」
▽作曲賞
ルドビック・ブールス「アーティスト」
アベル・コジェニオウスキ「W.E.(原題)」
トレント・レズナー、アティカス・ロス「ドラゴン・タトゥーの女」
ハワード・ショア「ヒューゴの不思議な発明」
ジョン・ウィリアムズ「戦火の馬」
▽主題歌賞
“Hello Hello”「Gnomeo and Juliet」
“The Keeper”「マシンガン・プリーチャー」
“Lay Your Head Down”「アルバート・ノッブス」
“The Living Proof”「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
“Masterpiece”「W.E.(原題)」
▽アニメーション映画賞
「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」
「アーサー・クリスマスの大冒険」
「カーズ2」
「長ぐつをはいたネコ」
「ランゴ」
▽外国語映画賞
「The Flowers of War(英題)」(中国)
「In the Land of Blood and Honey」(アメリカ)
「少年と自転車」(ベルギー)
「別離」(イラン)
「The Skin I Live In(英題)」(スペイン)
【作品情報】
・アーティスト
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・インディペンデント・スピリット賞のノミネートが発表
(C)La Petite Reine – Studio 37 – La Classe Américaine – JD Prod – France 3 Cinéma – Jouror Productions – uFilm
・話題の無声映画「アーティスト」、NY映画批評家オンライン賞3冠
作品賞と監督賞を含む最多6部門でノミネートされたのは、無声映画時代のスターの栄枯盛衰を、モノクロの無声映画として描いた野心作「アーティスト」。次いで、アレクサンダー・ペイン監督、ジョージ・クルーニー主演作「ファミリー・ツリー」と、米南部の女性たちのドラマ「ヘルプ 心がつなぐストーリー」がそれぞれ5部門で追う展開になった。
個人単位で最も多くのノミネートを受けたのが、ジョージ・クルーニー。「ファミリー・ツリー」で主演男優賞(ドラマ)、監督作「スーパー・チューズデー 正義を売った日」で監督賞と脚本賞の計3部門で候補入りした。またライアン・ゴズリングが、「スーパー・チューズデー 正義を売った日」でドラマ部門、「ラブ・アゲイン」でコメディ/ミュージカル部門の主演男優賞にダブルノミネートされた。
また、アンジェリーナ・ジョリーがボスニアを舞台に撮った初監督作「In the Land of Blood and Honey」が、アメリカ映画ながら、台詞がボスニア語であることから、外国語映画賞にノミネートされるというサプライズもあった。
授賞式は2012年1月15日に開催される。第69回ゴールデングローブ賞(映画部門)ノミネートは以下の通り。
▽作品賞(ドラマ)
「ファミリー・ツリー」
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
「ヒューゴの不思議な発明」
「スーパー・チューズデー 正義を売った日」
「マネーボール」
「戦火の馬」
▽作品賞(コメディ/ミュージカル)
「50/50 フィフティ・フィフティ」
「アーティスト」
「Bridesmaids」
「ミッドナイト・イン・パリ(原題)」
「マリリン 7日間の恋」
▽主演男優賞(ドラマ)
ジョージ・クルーニー「ファミリー・ツリー」
レオナルド・ディカプリオ「J・エドガー」
マイケル・ファスベンダー「SHAME シェイム」
ライアン・ゴズリング「スーパー・チューズデー 正義を売った日」
ブラッド・ピット「マネーボール」
▽主演女優賞(ドラマ)
グレン・クローズ「アルバート・ノッブス」
ビオラ・デイビス「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
ルーニー・マーラ「ドラゴン・タトゥーの女」
メリル・ストリープ「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
ティルダ・スウィントン「少年は残酷な弓を射る」
▽主演男優賞(コメディ/ミュージカル)
ジャン・デュジャルダン「アーティスト」
ブレンダン・グリーソン「The Guard(原題)」
ジョセフ・ゴードン=レビット「50/50 フィフティ・フィフティ」
ライアン・ゴズリング「ラブ・アゲイン」
オーウェン・ウィルソン「ミッドナイト・イン・パリ(原題)」
▽主演女優賞(コメディ/ミュージカル)
ジョディ・フォスター「おとなのけんか」
シャーリーズ・セロン「ヤング≒アダルト」
クリステン・ウィグ「Bridesmaids」
ミシェル・ウィリアムズ「マリリン 7日間の恋」
ケイト・ウィンスレット「おとなのけんか」
▽助演男優賞
ケネス・ブラナー「マリリン 7日間の恋」
アルバート・ブルックス「ドライヴ」
ジョナ・ヒル「マネーボール」
ビゴ・モーテンセン「A Dangerous Method」
クリストファー・プラマー「人生はビギナーズ」
▽助演女優賞
ベレニス・ベジョ「アーティスト」
ジェシカ・チャステイン「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
ジャネット・マクティア「アルバート・ノッブス」
オクタビア・スペンサー「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
シェイリーン・ウッドリー「ファミリー・ツリー」
▽監督賞
ウッディ・アレン「ミッドナイト・イン・パリ(原題)」
ジョージ・クルーニー「スーパー・チューズデー 正義を売った日」
ミシェル・アザナビシウス「アーティスト」
アレクサンダー・ペイン「ファミリー・ツリー」
マーティン・スコセッシ「ヒューゴの不思議な発明」
▽脚本賞
ウッディ・アレン「ミッドナイト・イン・パリ(原題)」
ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロフ、ボー・ウィリモン「スーパー・チューズデー 正義を売った日」
ミシェル・アザナビシウス「アーティスト」
アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ「ファミリー・ツリー」
スティーブン・ザイリアン、アーロン・ソーキン「マネーボール」
▽作曲賞
ルドビック・ブールス「アーティスト」
アベル・コジェニオウスキ「W.E.(原題)」
トレント・レズナー、アティカス・ロス「ドラゴン・タトゥーの女」
ハワード・ショア「ヒューゴの不思議な発明」
ジョン・ウィリアムズ「戦火の馬」
▽主題歌賞
“Hello Hello”「Gnomeo and Juliet」
“The Keeper”「マシンガン・プリーチャー」
“Lay Your Head Down”「アルバート・ノッブス」
“The Living Proof”「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
“Masterpiece”「W.E.(原題)」
▽アニメーション映画賞
「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」
「アーサー・クリスマスの大冒険」
「カーズ2」
「長ぐつをはいたネコ」
「ランゴ」
▽外国語映画賞
「The Flowers of War(英題)」(中国)
「In the Land of Blood and Honey」(アメリカ)
「少年と自転車」(ベルギー)
「別離」(イラン)
「The Skin I Live In(英題)」(スペイン)
【作品情報】
・アーティスト
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・話題の無声映画「ジ・アーティスト」ボストン映画批評家協会賞で作品賞
・インディペンデント・スピリット賞のノミネートが発表
(C)La Petite Reine – Studio 37 – La Classe Américaine – JD Prod – France 3 Cinéma – Jouror Productions – uFilm