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渡部陽一、トーク速度アップは「思いをより強く伝えたいから」!?

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 戦場カメラマンの渡部陽一氏が1月31日、映画「マシンガン・プリーチャー」の試写会に出席。映画で描かれる少年たちが拉致され、武器を持たされるアフリカの現状について、自らの経験を交えながらトークを行なった。

【フォトギャラリー】渡部陽一トークイベントの模様

 かつて麻薬売人でありながら、現在は“銃を持った神父”という異名をとり、アフリカのスーダンで子どもたちを守るための活動に尽力する、実在の人物サム・チルダースの戦いを描いた本作。ジェラルド・バトラーが主演および製作総指揮を務め、迫真の演技でサムを演じている。

 戦場カメラマンとして、アフリカに幾度となく足を運んでいる渡部氏は「アフリカの現状はニュースを見ていてもなかなか伝わらない」ともどかしげ。さらに、「映画を見て胸に刺さるものがありました。犠牲者はいつも子どもたちなんです。彼らの声を届ける方法はいろいろあるということを、サムの姿から改めて感じることが出来ました」と強く感銘を受けたようだ。

 渡部氏自身も、現地で少年兵に出くわしたことが何度もあるそうで、この日は映画の舞台のスーダンやソマリアで撮影した少年兵の写真を持参。「僕が戦場カメラマンになったきっかけのひとつはルワンダの内戦。そこで偶然かち合った少年兵たちは家族を守るために強制的に戦わされていました。少年たちの声を世界中に届けられないか? という思いがカメラマンになった理由のひとつにあります」と真しに語った。

 最近は、アフガニスタンや東日本大震災の被災地で撮影を行なっていたという。「カメラマンとして自分にできるのは写真を撮ってたくさんの人の声を聞いていくこと」と語り、「復旧は進んでいますが、厳しい状況は続いています。今年も現地に飛び込めるように心がけたい。また彼らに会いに行き、変化を聞いていきたい」と継続的な活動を誓った。

 最近は本業が忙しいようでテレビに出演する機会はグッと減ったが「メディアを通じて報告が出来れば多くの力をいただけます」とアピール。報道陣から「以前より話すスピードが速くなったのでは?」と聞かれると、「思いをより強く伝えたいと感じているのかもしれませんね」と首をかしげていた。

 「マシンガン・プリーチャー」は2月4日から公開。

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