はりま投げ 相手の頭の上からや肩越しにまわしをつかみ、その上手の方にひねりながら引き、振り回すようにして投げる。決まり手としては投げではなく、ひねり手に分類される。
エストニア出身の把瑠都が、この技で持ち前の怪力を印象付けた。新入幕で迎えた2006年夏場所12日目の岩木山戦。当たってすぐ、肩越しに右上手を取ると、そのまま右後ろに投げ捨て、175キロの相手を裏返しにした。
本来は土俵際で不利な体勢から繰り出す捨て身の技。当時は「聞いたことないよ」と技の名前を知らなかった把瑠都だが、その後は逆転の一手として使うようになった。
幕内では18年春場所5日目に栃煌山が竜電戦で決めたのが最後で、十両では今年の春場所で白鷹山が見せた。 [時事通信社]
エストニア出身の把瑠都が、この技で持ち前の怪力を印象付けた。新入幕で迎えた2006年夏場所12日目の岩木山戦。当たってすぐ、肩越しに右上手を取ると、そのまま右後ろに投げ捨て、175キロの相手を裏返しにした。
本来は土俵際で不利な体勢から繰り出す捨て身の技。当時は「聞いたことないよ」と技の名前を知らなかった把瑠都だが、その後は逆転の一手として使うようになった。
幕内では18年春場所5日目に栃煌山が竜電戦で決めたのが最後で、十両では今年の春場所で白鷹山が見せた。 [時事通信社]