オスカー衣装デザイナー石岡瑛子死去 ジュリア・ロバーツ新作公開目前

映画の衣装デザイン等を手がけ、オスカーも受賞した日本人デザイナー、石岡瑛子が今月21日、73歳で死去していたことがわかった。ニューヨークタイムズ紙が伝えている。

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石岡はすい臓がんを患っていたという。幻想的かつ斬新、色彩美あふれるデザインが特徴の石岡だが、映画の衣裳デザイナーとして石岡の名を一躍有名にしたのはフランシス・フォード・コッポラ監督「ドラキュラ」（92）だった。石岡は同作でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞。その後もターセム・シン監督、ジェニファー・ロペス主演「ザ・セル」（01）でその独創性を披露、以来ターセム作品の常連衣装デザイナーとなり「落下の王国」（08）、「インモータルズ －神々の戦い－」（11）、さらに白雪姫をモチーフにし、ジュリア・ロバーツが魔女を演じることでも話題の「Mirror Mirror（原題）」でもコンビを組んでおり、公開前からその衣装に注目が集まっていた。

また「スパイダーマン」のブロードウェイ・ミュージカル「Spider-Man：Turn Off the Dark」でも衣裳デザインを担当するなど、精力的に仕事をこなしていた。

心よりご冥福をお祈りします


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