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大ヒット作の3D映画化、アメリカでは観客動員減少傾向

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 旧作を3Dとして再上映しても、アメリカでは以前ほどヒットしなくなっていると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。

 ウォルト・ディズニーは昨年、1994年の「ライオン・キング」を3D化した「ライオン・キング ディズニー デジタル3D」を全米公開し、興行収入1億ドル近いヒットを記録。しかしその後、3Dとして再上映された作品はいずれも凡庸な成績に終わっている。

 3D化された「美女と野獣」と「ファインディング・ニモ」の全米興収は、それぞれ4760万ドルと4070万ドルで、「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス 3D」が4350万ドル、「タイタニック(3D版)」が5790万ドルだ。

 調査会社Ipsos MediaCTの専門家は、「ライオン・キング」の劇場公開から長い年月が経過していることを指摘。「自分の両親が20年前に『ライオン・キング』に連れて行ってくれたように、いまや親となった観客が自分の子どもを映画館につれていったのではないか」

 さらに、「『ファントム・メナス3D』や『ファインディング・ニモ』は子どもと一緒に見ているため、高いチケット代金を払って3D上映を見ようという人が少ないのではないか」と分析しており、12月19日に全米公開される「モンスターズ・インク 3D」の興行成績に注目が集まる。

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