女に必要なものは何か。
一寸先は真っ暗闇の、生きるというより、生き抜かなくてはいけないこのご時世。
必要なのはサバイバル力ではないでしょうか。
もちろん、火打ち石で火を起こせとか、そんなこと言っているのではありませんよ。
社会でのサバイバル力とは、常識に縛られない発想ができ、それを実行する行動力のこと。
そう私に教えてくれたのは、
味噌サワー。
いやいや、ウィンドウ閉じないで。こんなワケなんですってば。
その日、私は文京区にある「鶴の湯」という銭湯に入っていました。
気さくな番頭さんと、世話焼きの常連さんに囲まれて入るお湯は、ちょっとぬるめで長湯が気持ちいい。
やっぱり、寒い冬に入る銭湯はたまらんなぁ。あがったら、熱燗なんか飲んじゃおうかねぇ。なーんて考えていたんです。
ところが。
銭湯を出てすぐに、担当編集者からメールがきました。
鶴の湯からさほど遠くないところにある、居酒屋に行けという内容です。
そしてそここそが、メニューに味噌サワーを擁する居酒屋「兆治」だったのです…!
ああ、私の熱燗は、氷とともにワカメが踊る、得体の知れないサワーに変わってしまいました。
決して、風呂あがりに飲みたいものではありません。
ついでに言うと、味噌は赤味噌です。
メニューには、キムチサワー、お汁粉サワー、はてはポケモンサワーなんていう、正気とは思えないサワーが140種も並んでいます。
味噌を拒んでも、逃げ道はなさそうです。私は覚悟を決めました…。
味の説明はしますまい。
ただ味噌サワーは、常識を打ち破り、新しい世界観を構築してくれました。
この世に怖いものなど何もない。私は今を、生き抜いていける。
そんな思いにとらわれたと言ったら、大げさに感じるでしょうか?
みなさんにも挑戦していただきたい、銭湯と味噌サワーのコンビ。
数多くのサワーを生み出すマスターを、錬金術師のように思えたら、あなたもきっと、この世をサバイブしていけますよ。
●小沢カオル:独身アラフォー漫画家。ダメ男にひっかかりやすい。現在の恋人は小次郎(柴犬)。主に突撃取材系のマンガを執筆。「あやしい取材に逝ってきました。」「あやしい男と失恋ってきました。」(ともに秋田書店)「あやしい人に遭ってきました。」(ぶんか社)絶賛発売中。
エッセイ漫画を読みたい方はこちらから!
↓
独女通信 01月24日16時09分
「東京23区女ひとり風呂 vol.04「文京区・銭湯後はこの一杯!」Presented by ゆるっとcafe」記事詳細はコチラ
■関連情報
・花粉症患者の約7割が実践した“事前対策”とは?
・【オトナ女子映画部】たくさんの荷物を抱えて疲れてしまったアナタへ『しあわせのパン』
・自転車女子、はじめました vol.09「峠こそ、美女を作る!?」Presented by ゆるっとcafe
一寸先は真っ暗闇の、生きるというより、生き抜かなくてはいけないこのご時世。
必要なのはサバイバル力ではないでしょうか。
もちろん、火打ち石で火を起こせとか、そんなこと言っているのではありませんよ。
社会でのサバイバル力とは、常識に縛られない発想ができ、それを実行する行動力のこと。
そう私に教えてくれたのは、
味噌サワー。
いやいや、ウィンドウ閉じないで。こんなワケなんですってば。
その日、私は文京区にある「鶴の湯」という銭湯に入っていました。
気さくな番頭さんと、世話焼きの常連さんに囲まれて入るお湯は、ちょっとぬるめで長湯が気持ちいい。
やっぱり、寒い冬に入る銭湯はたまらんなぁ。あがったら、熱燗なんか飲んじゃおうかねぇ。なーんて考えていたんです。
ところが。
銭湯を出てすぐに、担当編集者からメールがきました。
鶴の湯からさほど遠くないところにある、居酒屋に行けという内容です。
そしてそここそが、メニューに味噌サワーを擁する居酒屋「兆治」だったのです…!
ああ、私の熱燗は、氷とともにワカメが踊る、得体の知れないサワーに変わってしまいました。
決して、風呂あがりに飲みたいものではありません。
ついでに言うと、味噌は赤味噌です。
メニューには、キムチサワー、お汁粉サワー、はてはポケモンサワーなんていう、正気とは思えないサワーが140種も並んでいます。
味噌を拒んでも、逃げ道はなさそうです。私は覚悟を決めました…。
味の説明はしますまい。
ただ味噌サワーは、常識を打ち破り、新しい世界観を構築してくれました。
この世に怖いものなど何もない。私は今を、生き抜いていける。
そんな思いにとらわれたと言ったら、大げさに感じるでしょうか?
みなさんにも挑戦していただきたい、銭湯と味噌サワーのコンビ。
数多くのサワーを生み出すマスターを、錬金術師のように思えたら、あなたもきっと、この世をサバイブしていけますよ。
●小沢カオル:独身アラフォー漫画家。ダメ男にひっかかりやすい。現在の恋人は小次郎(柴犬)。主に突撃取材系のマンガを執筆。「あやしい取材に逝ってきました。」「あやしい男と失恋ってきました。」(ともに秋田書店)「あやしい人に遭ってきました。」(ぶんか社)絶賛発売中。
エッセイ漫画を読みたい方はこちらから!
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独女通信 01月24日16時09分
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