オランダにあるアザラシのリハビリセンターで、ボランティアがハイイロアザラシの赤ちゃんに食べ物を与えている。1月12日撮影。
AFP通信によると、最近ヨーロッパを嵐が襲い、オランダ北部の海岸に幼いアザラシが100頭以上打ち上げられたのだという。
今回の出来事は極端な例だが、最近、幼いアザラシが海岸に打ち上げられることが増えていると専門家は指摘する。魚の乱獲でアザラシの獲物が減少しているうえ、汚染された魚をアザラシが補食して体調を崩すことも多いのだ。
アザラシの保育施設ゼーホンデンクレシュ（Zeehondencreche）の責任者レニー・ト・ハルト（Lenie 't Hart）氏は、「ここ2～3年、自力で動けないほど弱って岸に打ち上げられるアザラシの数が増えている」とAFP通信に話している。
National Geographic News
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