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三浦友和東洋の魔女に感激しきり 

 東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)を舞台にした「ALWAYS 三丁目の夕日’64」のシニア向け試写会が1月17日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、吉岡秀隆、薬師丸ひろ子、三浦友和、須賀健太、山崎貴監督が舞台挨拶に立った。

【フォトギャラリー】吉岡秀隆、三浦友和、薬師丸ひろ子らが登壇した舞台挨拶の模様

 この日は同オリンピックで、旧ソ連を破って金メダルを獲得した日本女子バレーボールチームのメンバー“東洋の魔女”の磯部サダさん(現姓:丸山)、篠崎洋子さん(現姓:田村)、佐々木節子さん、藤本佑子さん(現姓:内田)が金メダルを携え、サプライズ登壇。当時を知る60歳以上の観客から歓声があがるなか、三浦は「あの時、僕は中学1年生でした。去年のなでしこジャパンもすばらしかったが、当時の感動はあの10倍、いや20倍はあった。国をあげての応援とはこのことかと今でも覚えている」と感激しきりだった。

 一方、薬師丸と山崎監督は1964年生まれで「変な言い方ですが、皆さんの身長で世界と戦ったというのは、誇るべきこと」(薬師丸)、「皆さんのことは、うちの両親から何度も聞かされた。今日こうしてお会いできたことを、早速、親に自慢したい」(山崎監督)。劇中には、当時貴重だったカラーテレビを囲み、東洋の魔女を応援するシーンもあり、当時を知らない吉岡も「なでしこもいいけど、魔女最高」と興奮気味。中学時代、バレーボール部だったという須賀も金メダルに興味津々だ。

 西岸良平のコミックを原作に、昭和30年代の東京下町に暮らす人々の悲喜こもごもを描いた人気シリーズ第3作で、シリーズ初の3Dで製作。観客の多くはこの日が3D初体験だといい、客席からは「まるでタイムスリップした気持ち」「両親を思い出して涙が出た」など感動の声が。また「次回作は?」の質問も飛び出し、「僕は(大阪)万博があった1970年生まれなので」(吉岡)、「じゃあ満を持して万博を舞台にしますか」(山崎監督)とさらなる続編に期待を寄せていた。

 「ALWAYS 三丁目の夕日’64」は1月21日から全国で公開。

【作品情報】
ALWAYS 三丁目の夕日’64

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