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梅宮辰夫・アンナ父娘が「ファミリー・ツリー」の魅力を明かす

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 ハワイに先祖代々暮らす家族の再生を描いた、アレクサンダー・ペイン監督の最新作「ファミリー・ツリー」。ハワイに縁のある梅宮辰夫・アンナ父娘に同作の魅力を聞いた。

 アンナは、ジョージ・クルーニーが演じる主人公マットの2人の娘たちを他人事としては見られなかったという。「15歳の長女に昔の自分を重ねてしまいましたね。私の反抗期もわりと激しくて、“親にこういう態度とったなあ”って、いちいち思い当たりました。次女がお姉ちゃんに影響されて汚い言葉を使うのも、うちの娘も私のマネをして悪い言葉を使っているのかな、と反省したり」。

 一方、梅宮は「妻が昏睡状態になって、悲しみながらも気丈にふるまっているときに、娘から『ママは不倫していたんだよ』と知らされたときの反応や、その浮気相手に対する行動とか、自分が演じるとしたらどうやって感情を表現するだろうかなって考えたよ。けっこう彼は冷静だからさ」と、クルーニーの芝居を“同業者”として評価。アンナが「そんなことないよ。奥さんの不倫を初めて知って思わず走り出すシーンとか、すっごく取り乱していておかしかった!」と反論すると、「俺はジョージ・クルーニーの、チノパンにゴム草履でなりふりかまわず走る姿を見て、“俺の好きな『オーシャンズ11』”のクルーニーじゃない! そんな走り方やめてー!”って心の中で叫んだよ(笑)」と意外な本音を吐露した。「私とパパは世代が違うからか、スター俳優に求めるものが違うんだと思う。私はあのジョージを見て、いつもとは違うコミカルなお芝居がすごくいいなあと思った」とアンナ。意見の相違が興味深い。

 そしてもうひとつ、2人が違う見解を述べたのが、映し出されるハワイの天候について。曇天が続く構成に、アンナが「“あら残念。撮影中、天候に恵まれなかったのね”と思った」と言えば、梅宮は「違うよ、わざとああいう天気を狙っていると思う。実際のハワイはもっと風光明媚で陽がさんさんと降り注ぐ土地。“ハワイってステキ!”と思わせずに、家族のストーリーに引きつけているんだろうね」と述べた。しかし、映画のラストについては「最後のカットはすごくよかった。家族の未来を暗示しているね」(梅宮)、「うん。あの光景はうちと一緒」(アンナ)と同意見。どんなシーンなのかは、劇場で確かめてもらいたい。

 「ファミリー・ツリー」は、全国公開中。

【作品情報】
ファミリー・ツリー

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