レアル・ソシエダの主将ミケル・アランブルが、12日にホーム行われたバレンシア戦で、現役生活に別れを告げた。
アランブルは1996-97シーズン、若干18歳でトップチームの一員としてデビュー。以来、徐々に中盤の要に成長したアランブルは、惜しくも最終節で優勝を逃したものの、レアル・マドリードと激しいデッドヒートを繰り広げた2002-03シーズンを筆頭とする充実の時も、2部リーグでの戦いを強いられた2007-08シーズンからの苦悩の3年間も、カンテラ(下部組織)時代から過ごしているクラブに忠誠を尽くし続けてきた。
晴れて1部に復帰した昨シーズンはキャリア最多となる5ゴールを記録するなど、円熟味を増してきた同選手は、今シーズンも主力として活躍したものの、今が引退の時だと判断したという。
「引退は長い期間に渡り検討したうえでの決断だ。プレー中に苦しくなることが増え、精度の高いラストパスを出すのが難しくなってきたというのが要因だ。考えを重ねれば重ねるほど、自分にとってもクラブにとっても今スパイクを脱ぐのが最良のタイミングに思えた。力強い選手も続々と育ってきたので、自分が引退してもクラブに迷惑をかけることはないと感じたんだ」
そのアランブルは、バレンシア戦で今シーズン28試合目のスタメン出場を果たすと、76分間に渡りプレー。交代で退く際には盛大なスタンディングオベーションを受け、試合後の引退セレモニーではチームメイトから胴上げをされ、本拠地アノエタでの最後の一戦を終えた。試合後、記者会見に臨んだアランブルは、感慨深げに自身の引退を振り返った。
「僕はこれまで、その日その日を大切に全力で過ごしてきた。このチームで何年もの間プレーできたのは、自分にとっては最も価値の高いことだ。今日は想像していた以上の愛情や声援をもらうことができた。全ての面で自分の予想を超えていたよ」
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