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原子力規制組織の法案「政府・与党が自公案を丸のみ」とは本当か――中心人物に直撃

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原子力規制機関の新しい法案について政府民主党が「自公案を丸のみ」したとの報道が流れたが、これまで自民党内のプロジェクトチームの中心にいた議員はこのことを知らないという。一体どうなっているのか。実体のよくわからない「実務者協議」とは何か。自民党プロジェクトチームの中心にいた塩崎議員にきいた。

●塩崎議員に質問
東京プレスクラブ(TPC): 原子力規制組織の法案について、「政府・与党が自公案を丸のみ」と報じられています。与野党協議は順調に進んでいるのですか?塩崎議員: いや、私は、協議に参加していませんし、知りません。私は、この法案は、密室談合で与野党協議をするのでなく、オープンな国会審議の場で議論すべきとかねてより主張してきました。

TPC: たしかに、「仙谷議員、林議員、齊藤議員で実務者協議」という記事もあります。しかし、これまで、この法案を中心になって進めてきたのは、塩崎議員ですよね? 塩崎議員抜きで「実務者協議」などありうるのですか?
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201205110147.html

塩崎議員: 自民党内のプロジェクトチームで、この法案を中心になって進めてきたのは、私と、川口順子元外相・環境相、吉野正芳議員、柴山昌彦議員ですが、いずれも協議に加わっていません。プロジェクトチームでは数か月にわたって、IAEA基準、諸外国の制度など、徹底的に研究したうえ、法案を作ってきました。こうした検討の中味を十分分かっていない人が協議したのでは、心配ですね。

TPC: よく分かってない人たちで、おかしな決着をしてしまうのは、大変困りますね。ポイントを理解せずに、間違った合意をしてしまいかねません。どうしたらよいのでしょう?

塩崎議員: 水面下の密室協議などせず、国民の前でオープンに議論することです。こういう重大な問題を、国民の目の届かない密室で決めるべきではありません。

TPC: たしかに、国民の見えるところで議論してもらえれば、安心です。

以上



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