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成人式の振袖、必要?不必要?

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来週の月曜に迫った成人式。ハレの日のため、娘さんを持つ親御さんなら気合いの入る人もいるのではないでしょうか。
しかし、その成人式の振袖で夫婦間でもめているという男性から、こんな質問が教えて!gooに届いていました。

娘の振袖のことで大喧嘩

「1年後の娘の成人式で着る振袖のことで妻と大喧嘩しました。成人式が終わると、娘は一人暮らしをすると言っています。家のローンも抱える私は、同じ時期に振袖と引越しの費用で100万の出費はキツい。しかし妻は振袖に対する憧れを『男は理解できていない。自分がしてもらっていないから、娘にはさせたい』と。振袖なんて成人式以外着る機会がないような気がします」

■着物への執念(なぜそこまで着物にこだわる?)

まずは女性の振袖への執着心を見ていきましょう。

「40代前半既婚女性。貧しかった時代を生きた60代後半の私の母は、振袖に手を通すことができず、悔いの一つだったようです。母子家庭でしたが、私たち3姉妹それぞれに振袖を用意しました。母は月賦で支払いをしていました」(rurinohanaさん)

「10年ほど前に成人式をした主婦です。父方の祖母はお金がなくて娘の婚礼の時、留袖を誂えてあげられなかったことを死ぬ前日の夕方にも言うほど後悔していました」(ollicomesさん)

質問者の奥さまは、上記2名の回答者に近い感覚なのでしょう。一方で、親の心、子知らず。若い世代を中心には、こんな回答が並びます。

「26歳1児の母です。振袖に対する思い入れは全然ありませんね〜。今の時代、女の子は着物を買ってもらうことより、気に入った着物を着るかが大事なんじゃないかな」(akitainさん)

「2児の母です。私の成人式の振袖は、母は買う、私はレンタルで十分という感じでした。袖を切って訪問着にとも母には言われましたが、今時期着物を着る機会って、子どもの七五三くらい。入学式や卒業式に着るわけでもないし、年齢によっても色の好みが変わりますし」(mama4615さん)

■過去を買うことはできない

「『儀式』にお金をかけることに反対論者です。成人式は『してあげたい』親の見栄を満足させるためのイベント」(horahuki-dondonさん)

という意見もありますが、無理のない範囲で娘さんに振袖を用意するのも親の甲斐性のような気もします。

「29歳既婚女性です。成人式には参加しませんでした。それから2年、母が振袖を買うと言い出しました。私入らないと主張しましたが、結局買うことに。でも買ってもらってよかったと思っています。一緒に着物を選んだ時、実際に着た時の母のうれしそうな顔が印象的だったので」(ppp108さん)

「娘二人ともに自前派です。娘時代に役立つ振袖という考え方は納得できます。一番綺麗な時ですからねぇ、今やらずしていつするの?」(noname#96559さん)

すぎた日の思い出をお金で解決することはできません。後悔する前に、お金で解決できることは解決した方がいいような気もします。それにしても寄せられた34件もの回答すべてが、回答者の思いが込められた長文なのにはびっくりしました。それだけ日本人は着物に対するこだわりが強いということなんでしょうね。

津島 千佳 (Tsushima Tica) 

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