元サッカー日本代表の宮本恒靖氏を招いた特別授業が24日、福井県北陸高等学校で行われた。
今回の特別授業は、アディダス ジャパン株式会社が展開しているグローバルブランドキャンペーン『adidas is all in すべてをかけろ。』のもと、今後の日本を支える次世代を盛り上げ、情熱を応援するアディダス特別課外授業『all in lesson すべてをかける情熱を学べ。』の第五弾で、過去には、なでしこジャパンの澤穂希らが特別講師を務めている。
宮本氏は同校体育館に集まった全校生徒約1600人を前に講演。サッカーと勉強を両立させた自身の経験を踏まえ、自信を持つこと、目の前の物事に全力で当たることの大切さを説いた。
「自信を持って自分が取り組むべきことに取り組んでほしい。そして時間をうまく使ってほしいと思います。僕自身、サッカーだけの人間にはなりたくなかった。たくさんのことを知りたかったし、たくさんの可能性を持った人間になりたかった。高校時代はサッカーだけでなくいろいろな可能性を求めて勉学にも励みました。目の前のことに100パーセントで取り組むことを心掛け、1日たった24時間しかない時間の中で、一瞬一瞬をどう活かすかが大切になってきます。今しかできないことにすべてをかけて取り組んでほしいと思います」
また、生徒との質疑応答では、試合中にミスをしてしまったときの対処法について「取り返そうと思うと余計なことをして次のミスにつながってしまうので、試合中は忘れる。そして試合後にしっかり振り返り、反省することが大切」とアドバイスした。
講演後、宮本氏はグラウンドで同校サッカー部員を指導。指導を受けた同校サッカー部の上田隆平君は「ラインを上げる下げるだけじゃなくて、止める動きも必要だと教えていただきました。4人でラインを動かすことを普段の練習から意識して、これからやっていきたいと思います」と語り、西諒大君は「僕たちのチームはディフェンスが課題。宮本さんに世界で通用する技術を教えていただいて、完璧にはまねできないと思いますけど、少しでも知識を入れて、みんなで練習していけば、いいチームになれると感じました」と感想を述べた。
サッカー部員への指導を終えた宮本氏は「今日は自分にとっても貴重な経験でした。問題意識を持って、どこを改善したらどううまくなるかっていうことをいつも考えてもらいたいですし、そのためにどの選手のプレーを見ようとか、どこを工夫しようとか、そういったことを常に考えてほしいなと思いますね」とコメント。自身にとっても実りある一日だったと語っている。
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宮本氏は同校体育館に集まった全校生徒約1600人を前に講演。サッカーと勉強を両立させた自身の経験を踏まえ、自信を持つこと、目の前の物事に全力で当たることの大切さを説いた。
「自信を持って自分が取り組むべきことに取り組んでほしい。そして時間をうまく使ってほしいと思います。僕自身、サッカーだけの人間にはなりたくなかった。たくさんのことを知りたかったし、たくさんの可能性を持った人間になりたかった。高校時代はサッカーだけでなくいろいろな可能性を求めて勉学にも励みました。目の前のことに100パーセントで取り組むことを心掛け、1日たった24時間しかない時間の中で、一瞬一瞬をどう活かすかが大切になってきます。今しかできないことにすべてをかけて取り組んでほしいと思います」
また、生徒との質疑応答では、試合中にミスをしてしまったときの対処法について「取り返そうと思うと余計なことをして次のミスにつながってしまうので、試合中は忘れる。そして試合後にしっかり振り返り、反省することが大切」とアドバイスした。
講演後、宮本氏はグラウンドで同校サッカー部員を指導。指導を受けた同校サッカー部の上田隆平君は「ラインを上げる下げるだけじゃなくて、止める動きも必要だと教えていただきました。4人でラインを動かすことを普段の練習から意識して、これからやっていきたいと思います」と語り、西諒大君は「僕たちのチームはディフェンスが課題。宮本さんに世界で通用する技術を教えていただいて、完璧にはまねできないと思いますけど、少しでも知識を入れて、みんなで練習していけば、いいチームになれると感じました」と感想を述べた。
サッカー部員への指導を終えた宮本氏は「今日は自分にとっても貴重な経験でした。問題意識を持って、どこを改善したらどううまくなるかっていうことをいつも考えてもらいたいですし、そのためにどの選手のプレーを見ようとか、どこを工夫しようとか、そういったことを常に考えてほしいなと思いますね」とコメント。自身にとっても実りある一日だったと語っている。
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