京町家の小屋根に、睨みをきかせた瓦製の人形――。
皆さんはこの鍾馗(しょうき)さんをご存知ですか?
京都ではおなじみの魔除けなのですが、何だか沖縄のシーサーに似てますね。
鍾馗さんはもともと中国の道教系の神様です。諸説ありますが、中国は唐代の玄宗皇帝が病床に伏した際、鍾馗さんが鬼を退治する夢を見て、病が完治したことから魔除けになると信じられて来たそうです。
【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】
京都では江戸時代に三条の薬屋が家を新築した際、大屋根に鬼瓦を載せたそうです。すると、向かいの家の女房が寝込んでしまったので。鬼に強い鍾馗さんを小屋根に飾ると治ってしまったことから、それ以来、守り神・魔除けとして祀られることになったとか。
何とこの鍾馗さんは、京都だけでなく愛知や三重、滋賀や大阪にも分布しているとのこと。地域によって鍾馗さん本体に特色があり、その土地だけでしか見られない鍾馗さんもあるそうです。
この程、自費出版された小沢正樹氏著の『鍾馗さんを探せ!! ~京都の屋根のちいさな守り神~』(淡交社)には、京都中のありとあらゆる鍾馗さんが掲載されています。
怖そうな表情ですが、どこか愛嬌があります。小沢さんがブログを掲載している「みちくさ学会」では、その製作裏話も読めますよ。
これからの季節、鍾馗さんを探して京都の路地をそぞろ歩くのもいいかも知れません。ただし、鍾馗さんは民家の屋根に飾られておりますので、家主さんたちのご迷惑にならないよう、気をつけてウォッチングしましょうね。
[みちくさ学会]
(六島京)
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皆さんはこの鍾馗(しょうき)さんをご存知ですか?
京都ではおなじみの魔除けなのですが、何だか沖縄のシーサーに似てますね。
鍾馗さんはもともと中国の道教系の神様です。諸説ありますが、中国は唐代の玄宗皇帝が病床に伏した際、鍾馗さんが鬼を退治する夢を見て、病が完治したことから魔除けになると信じられて来たそうです。
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京都では江戸時代に三条の薬屋が家を新築した際、大屋根に鬼瓦を載せたそうです。すると、向かいの家の女房が寝込んでしまったので。鬼に強い鍾馗さんを小屋根に飾ると治ってしまったことから、それ以来、守り神・魔除けとして祀られることになったとか。
何とこの鍾馗さんは、京都だけでなく愛知や三重、滋賀や大阪にも分布しているとのこと。地域によって鍾馗さん本体に特色があり、その土地だけでしか見られない鍾馗さんもあるそうです。
この程、自費出版された小沢正樹氏著の『鍾馗さんを探せ!! ~京都の屋根のちいさな守り神~』(淡交社)には、京都中のありとあらゆる鍾馗さんが掲載されています。
怖そうな表情ですが、どこか愛嬌があります。小沢さんがブログを掲載している「みちくさ学会」では、その製作裏話も読めますよ。
これからの季節、鍾馗さんを探して京都の路地をそぞろ歩くのもいいかも知れません。ただし、鍾馗さんは民家の屋根に飾られておりますので、家主さんたちのご迷惑にならないよう、気をつけてウォッチングしましょうね。
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(六島京)
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