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2011年の独女事情総まとめ座談会(前編)

国内外で自然災害や経済危機、革命など、大きなできごとがあちこちで起こった2011年。そこで、独女通信では、一般独女3名が参加した座談会を開催。激変一年間を振り返りつつ、独女の心境や、独女を取り巻く環境がどう変わったのか、語ってもらった。
ご参加いただいた独女のみなさん
綾子さん(仮名・32歳) 会社員。恋愛経験豊富な肉食女子。彼氏いない歴3ヶ月
美香さん(仮名・30歳) 会社員。交際4年の彼氏がいるが、結婚願望はなし。
恵美子さん(仮名・28歳) 会社員。仕事と趣味に忙しく、彼氏いない歴5年。

独女通信:今年は3月11日に東日本大震災が起こり、日本人の意識も大きく変化したと言われていますが、いかがですか?

綾子さん:やはり、震災やその後の原発問題などで、「結婚したい」と積極的になった女性は多いですね。私自身は、周りの友達が29歳で次々に結婚したこともあって、30歳になったあたりで結婚したいなと思うようになったんですけどね。それまで、あまり結婚に積極的でなかった子まで、震災以降は結婚を意識するようになりましたね。

美香さん:確かに。家族の絆とか、自分の生き方について考える機会が増えたせいか、私の周囲でも、震災後に結婚したカップルが多かったです。でも、震災を機に結婚したカップルの中には、落ち着いてから離婚するパターンもけっこうありますね。わーっと盛り上がって結婚しちゃったけど、落ち着いて考えてみたら…って、ってことでしょうか。

独女通信:学生時代、修学旅行前にくっついたカップルが、戻ってきてすぐに分かれるパターンと似てるかも。

美香さん:「不安な時に一緒にいてくれなかった、頼れなかった」という理由で別れたカップルの話も聞きましたね。

綾子さん:それは確かにありそう。反対に、倦怠期のカップルが震災の時に「やっぱりこの人が大切だ」とお互いに感じたために、別れを回避できたという話もあるし。

恵美子さん:女性は震災後に、結婚を意識するようになった人が増えましたけど、男性の中には「こういうご時勢だから、自分のことで精一杯で、結婚しようという気持ちにならない」という人も多いですね。

綾子さん:男性の方が結婚によって「誰かを背負う」という側面がまだまだ強い分、そうなるのかも。

独女通信:大きなできごとがあると、普段は見えない部分や考え方が表に出ますよね。

恵美子さん:確かに、職場でも地震が起こった時、「頼りになる人・ならない人」がハッキリ分かれましたね。

綾子さん:うちの会社もそう。私は高層ビルの上層階の会社に勤めてるんですが、指示も出さずにさっさと一人で逃げてしまった上司に、部下があぜんとした部署がありました。でも、別の部署では、上司がみんなをすばやく安全な場所に避難させていたり。

美香さん:人間性が出ますよね。みんなが情報収集している横で、急ぎでもない仕事から離れようとしない人がいたり、そうかと思えば「ワイングラスが割れてたらどうしよう」と、自宅の心配ばかりしてる上司がいたり(笑)。

恵美子さん:やっぱり、普段から頼りがいのある男性は非常時でも頼りがいがあるし、普段から頼りない男性はやっぱり頼りないってことがわかりました。

綾子さん:女性の場合、怖がって泣きだすような子もいたけど、それをなだめてる人がいたし、落ち着いて行動してる人も多かった気がする。やっぱり女性の方が強いと言うか、図太いのかも(笑)。

独女通信:では、そんな女性たちの恋愛事情、婚活事情について、後半で詳しく聞かせてください。

(後編へ続く)

独女通信 12月29日17時30分

「2011年の独女事情総まとめ座談会(前編)」記事詳細はコチラ


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