「都合の良い女」状態から卒業するには

　肉体関係はあるけど、恋人にしてくれない。もしくは、長く付きあっている彼が結婚してくれない。

　「私って、都合の良い女なの？」

　こんな悩みをよく聞きます。もちろん、一般的には「都合の良い女」とも言われますが、もしかしたら、彼にとっては「都合の悪い女」かもしれませんよ？

■愛していればパートナーにしたいと思うはず

　そもそも人は、愛していれば付きあうし、結婚もする。「相手が悪い」と言ってしまうのは簡単ですが、相手にとって、「自分だけのものにしておきたい魅力」を自分が持っているかの方が問題なのです。

　このときに重要なのは、相手は、あなたの何について「都合が悪い」と感じて付きあってくれないのか？　結婚してくれないのか？を知ることです。

■あなたの「何が」都合が悪いのか

　人によって、都合が悪いと思うことは、ルックス、年齢、職業、相性、愛情などいろいろな要因があると思います。相手が求めているものはなんですか？　もし、彼と本当に付きあいたい、もしくは結婚したいのであれば、できることは改善しましょう。

　ただ、もし彼が、職業やルックスなど、上っ面の魅力だけを重視するのであれば、相手が「いかにつまらない価値観を持っているか」ということ、そして、自分の「見る目のなさ」も理解しましょう。

　また、年齢など、自分では改善できないことや、自分らしさをなくさせるようなものであれば、「縁がない」と思って諦めなくてはいけないこともあります。

　しかし、いくら「都合が悪い」ところがあっても、それを上回る「良いところ」があれば、彼を振り向かせることができます。

■相手にとって、「別れたら都合の悪い女」になる

　一般的に「男の胃袋をつかめ」と言われるのも、「彼女と結婚したら、毎日おいしいものが食べられる」という、都合の良さを男性が感じられるから。料理の腕を磨いて、彼のためにおいしい料理を愛情込めて作ることで、胃袋と一緒に心をつかむことだってあるでしょう。

　また、相手にとって「良き理解者」になることも大切です。例えば、

・相手の素敵なところを褒める(ただし、お世辞はNG)
・相手の話を楽しそうに聞く
・どんなときも、相手のことを信頼する
・相手を肯定しつつも、良き助言をする

　こういった行動をとっていたら、相手にとって別れたくない人になります。特に上の3つは、相手に自己重要感を与えることができます。人は誰でも、自分は重要な人なのだと、自信を持たせてくれる人のことを大切にします。そういう人に、自分のそばにいてほしいものなのです。

　反対に、

・口うるさく説教する
・あら探しをする
・信じない
・相手を自分の理想にあわせて変えようとする

などの行動をとると、「パートナーにしたくない」と思われることが多いので、ご注意を！

■彼にとって、自分は一緒にいたい人なのか

　人は、愛していれば、付きあいたい、結婚したいと思うもの。彼が付きあってくれない、結婚してくれないときに、「相手が悪い！」だけで片づけてしまうと、今後の対策ができず先には進めません。

　「私は都合の良い女？」と被害者意識を持つ前に、

・相手にとって都合の良くないところは何か？
・自分に、相手の本質を見る目はあるのか？
・相手にとって、自分は一緒にいたい人なのか？(良き理解者か？など)

をよく考えてみることは、大切です。

【恋愛：ひかり】

【関連記事】
初デートでハートをつかむ秘訣は？
好みのタイプと好きの違いって？
合コンで嫌われる女性ワースト3とは？！