TBS系でこの夏スタートするパナソニックドラマシアター『浪花少年探偵団』（毎週月曜20時）で、女優の多部未華子が初めての先生役に挑戦することが明らかになった。本作は、東野圭吾の『浪花少年探偵団』とその続編『しのぶセンセにサヨナラ』（講談社文庫刊）が原作で、主人公の女性小学校教師とその生徒たちの活躍が明るく元気に描かれていく。
今回、多部が演じる主人公の竹内しのぶは、大阪市の下町にある架空の大路（おおじ）小学校の臨時講師。好奇心一杯で行動力があり、自分たちの身の回りで起こるふしぎな事件に首を突っ込み、深く関わることになっていくという役柄だ。ミステリー小説が大好きで曲がったことは大機嫌いで、犯人などに「うちは大路のしのぶやで！」と啖呵を切るシーンは毎回登場する番組の見せ場となる。演じるしのぶについて多部は「大阪弁のセリフが難しく、CDに録音してもらったものを何度も聞いて収録に臨んでいます」と語り、大阪弁をマスターすべく奮闘。しのぶが好んで着る大阪の若く元気な娘らしい豹柄の衣装にも注目だ。
また、生徒の少年探偵団メンバーは前田航基（まえだまえだ）、濱田龍臣、高橋晃が演じ、同じクラスの少女役に八木優希、浜辺美波、二宮星、さらに航基の弟・前田旺志郎（まえだまえだ）ほかが決定。しのぶに負けず劣らず元気な少年たちとともに刑事も頭を悩ませる難事件を解決するという痛快なストーリーが展開されていく。
そのほか、しのぶに思いを寄せる刑事・新藤修平役に小池徹平、その上司の敏腕刑事役に段田安則、しのぶの母親役には松坂慶子、しのぶが務める学校の教頭先生役には小日向文世が決定。さらにしのぶと新藤に恋の鞘（さや）当てをするエリートサラリーマン役は山本耕史、生徒の父母役には温水洋一と斉藤由貴、第一話のゲストには久本雅美、富田靖子、木村祐一が登場する
豪華キャスティングによって繰り広げられる、東野圭吾作品ならではの涙と笑いにあふれた物語と本格ミステリーがスタートする。
■パナソニックドラマシアター『浪花少年探偵団』
2012年7月スタート 毎週月曜よる8時（TBS系）