竹中直人、3年ぶり監督作「自縄自縛の私」は「女による女のためのR－18文学賞」受賞作

吉本興業創業100周年プロジェクトの一環として新潮社が主催する公募新人文学賞「女による女のためのR－18文学賞」の受賞作品、蛭田亜紗子著「自縄自縛の私」が映画化されることがわかった。監督は竹中直人。

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映画化第一弾となる「自縄自縛の私」は、特殊な性の形を求める女性を描いた官能作。3兄妹の末っ子として育てられた少女・百合亜は大学の卒論を作成中に見つけたサイトから興味本位で“自縛”行為を始める。本当の自分と建前の自分、ネットで知り合ったW氏（女装自縛の男）との精神的つながり。百合亜は“自縛”によって変わっていく。

個性派俳優であり、「無能の人」「東京日和」などエンタテインメント性高い作品を生み出している鬼才・竹中が独自の描写と世界観で、新しいエロティズムを描き出す。主演は平田薫、脚本は高橋美幸。

竹中は、3年ぶりの監督作に「とても楽しい現場でした。今回は自分が出演しないという事もあり、監督のみに集中出来た事もありがたかったです。もっともっと映画を撮り続けてゆきたいと強く思えた現場でした」と、久しぶりの感触を楽しんだ様子だった。

「R-18文学賞～vol.1　自縄自縛の私～」は2012年ロードショー


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