森田芳光監督の遺作「僕達急行 A列車で行こう」の舞台となった九州のロケ地をめぐる“上映記念ロケ地ツアー”が、2月19日と20日の2日間にかけて開催され、参加者およそ40人が東京・品川から福岡・博多までの1200キロを新幹線で大移動し、映画の主人公たちと同じ旅程を貸切電車でたどった。
・【フォトギャラリー】「僕達急行 A列車で行こう」上映記念ロケ地ツアーの模様
映画は、大手企業社員・小町(松山ケンイチ)と小さな鉄工所の跡取り・小玉(瑛太)が共通の趣味である鉄道を通して出会い、友情を育みながら仕事に恋に奔走する姿をユーモアたっぷりに描くコメディ。「家族ゲーム」「そろばんずく」「黒い家」など数々の名作を生み出してきた森田監督だが、昨年12月20日に急逝し、本作が遺作となった。
一行は、19日に行われた東京でのプレミア試写会を観賞後、博多に転勤となった小町同様に新幹線に乗り込むと、一路博多へ。車内では、鉄工所で働く外国人労働者アクティ役のジュンとユーカリ役のデイビット矢野らとの記念撮影や、電車にまつわるクイズなどさまざまなイベントが催され、映画の世界観を体感していた。
翌20日、黄色い車体が特徴的なJR九州の唐津線を貸切り、劇中の重要なシーンが撮影された佐賀・伊万里にある駒鳴(こまなり)駅を訪れ、地元の人々から温かい歓迎を受けた。無人駅の駒鳴駅に、松山も絶賛したという伊万里梨の試食や、伊万里牛PRマスコット「いまりんモーモちゃん」率いる伊万里牛ハンバーガーの移動販売車などが集まり、数々のご当地グルメのおもてなしでツアー客を楽しませた。また、駆けつけた佐賀県フィルムコミッションのスタッフから製作中の裏話が披露され、撮影当時を振り返る貴重な機会となった。
参加の理由はさまざま。「森田監督の作品が好き。映画を見てからその土地を訪れると場面がよみがえってきたり監督の意図を感じられたり、映画をまた楽しめる感覚」と森田作品ファンもいれば、「JTBの“鉄旅ガールズ”というプロジェクトのお誘いで参加。自分ではなかなかここまで来られないし、たくさん写真も撮れたので楽しかった」と鉄道好きの満足度も高かった。また、「福岡での舞台挨拶の時間からして、松山さんが同じ新幹線に乗るのではないかと推測。ファンの勘です!」とキャストのファンも多く参加していた。
「僕達急行 A列車で行こう」は、3月24日から全国で公開。
【作品情報】
・僕達急行 A列車で行こう
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・森田監督死去に松ケン「悲しい、寂しい」 瑛太「胸に深く刻む」
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一行は、19日に行われた東京でのプレミア試写会を観賞後、博多に転勤となった小町同様に新幹線に乗り込むと、一路博多へ。車内では、鉄工所で働く外国人労働者アクティ役のジュンとユーカリ役のデイビット矢野らとの記念撮影や、電車にまつわるクイズなどさまざまなイベントが催され、映画の世界観を体感していた。
翌20日、黄色い車体が特徴的なJR九州の唐津線を貸切り、劇中の重要なシーンが撮影された佐賀・伊万里にある駒鳴(こまなり)駅を訪れ、地元の人々から温かい歓迎を受けた。無人駅の駒鳴駅に、松山も絶賛したという伊万里梨の試食や、伊万里牛PRマスコット「いまりんモーモちゃん」率いる伊万里牛ハンバーガーの移動販売車などが集まり、数々のご当地グルメのおもてなしでツアー客を楽しませた。また、駆けつけた佐賀県フィルムコミッションのスタッフから製作中の裏話が披露され、撮影当時を振り返る貴重な機会となった。
参加の理由はさまざま。「森田監督の作品が好き。映画を見てからその土地を訪れると場面がよみがえってきたり監督の意図を感じられたり、映画をまた楽しめる感覚」と森田作品ファンもいれば、「JTBの“鉄旅ガールズ”というプロジェクトのお誘いで参加。自分ではなかなかここまで来られないし、たくさん写真も撮れたので楽しかった」と鉄道好きの満足度も高かった。また、「福岡での舞台挨拶の時間からして、松山さんが同じ新幹線に乗るのではないかと推測。ファンの勘です!」とキャストのファンも多く参加していた。
「僕達急行 A列車で行こう」は、3月24日から全国で公開。
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