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ヤフーが開発した地盤しっかり度測定アプリ「G-Banz」の実力

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首都圏での大地震の発生が懸念される中、関心が高まっているのが自宅や勤務先の地盤の安定性。どんなに堅牢な建物の中に居ても、地震の揺れの強度は、その地点の地盤に左右される。一体この場所の地盤は、どの位安定しているのか。

そんな疑問に一発で応えてくれるAndroidアプリ「G-Banz」をこの度、ヤフーがリリースした。このアプリは独自のアルゴリズムで「地盤しっかり度」をポイント化して診断。得点が高いほど地盤がしっかりしており、液状化や地盤沈下などの危険が低いと予想できる。GPSを利用した「現在地測定」のほか、住所による入力、地図からの直接入力で診断することが可能だ。

さっそく試してみると、ヤフー本社が位置する東京都港区赤坂9丁目付近の「地盤しっかり度」は、6,625ポイントで全国第10位。標高は30メートルと周囲よりも高く、「地名の『坂』は地盤がしっかりした土地に多い漢字です」というコメントも表示された。さすが大企業ヤフーだけに、地盤も一流ということだろうか。

変わって、編集部員が住む都内目黒区近辺の住所を指定してみると、「地盤しっかり度」は2,500ポイント、全国1万位。「ちょっと低めの点数です」という心もとない結果が。「傾斜地か起伏のある場所です。河川が718メートル先にありますが、ここは水面とほぼ同じ高さです」といった気になる情報も表示された。

さらに、当サイトのライターが住む東京都江戸川区の住所を入力すると、しっかり度は1,000ポイント。ズバリ「低めの点数です」と出た!「標高は0メートル。平坦な場所。河川が200メートル先にありますが、水面と同じ高さです」との表示。これはけっこうアブないかもしれない。

そんな具合に気になる地点の「地盤しっかり度」を一発で表示してくれる「G-Banz」。公式サイトの説明文によると、日本の低地の大半が地盤の軟弱な"沖積低地"であることに着目して開発し、下記の4つの特徴を判定項目としたとのこと。

・沿岸部の標高が低い土地である(海岸低地) ⇒(1)標高判定
・河川の流域で、水面とほぼ同じくらいか低い土地である(自然堤防帯、扇状地)⇒(2)水面判定
・周囲より標高が低い土地である(谷地)⇒(3)起伏判定
・地名に「水に関連する漢字」を付けられやすい⇒(4)地名判定

アンドロイドマーケットのユーザーレビューには、

これは面白い
今のご時世に合っているアプリです。


といったコメントが残されている。大地震はいつやってくるか分からない。防災意識を高める上でも、とりあえずはダウンロードして試しておきたい無料アプリだ。(エックスドロイド編集部)

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