『Xファクター』サイモン、「ホイットニーを審査員候補に考えていたのに...」

米カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のホテルで現地11日、人気歌手ホイットニー・ヒューストンが48歳の若さで急逝した。この衝撃の訃報の後、『Xファクター』のサイモン・コーウェルがインタビューで、ホイットニーを審査員候補に考えていたという事実を明らかにした。

昨年アメリカに上陸した『Xファクター』は、司会者スティーブ・ジョーンズ、審査員のニコール・シャージンガーとポーラ・アブドゥルがシーズン1をもって降板。誰が後任に就くかの注目が集まっており、先日もビヨンセに5億ドル（約380億円）で出演オファーをしたというニュースが駆け巡った。しかし、サイモンはこれを「事実無根だ」と否定。兼ねてより名前の挙がっているマドンナやマライア・キャリーについても一蹴したという。

とかく審査員候補について内情を明かさないサイモンだが、ホイットニーについては語らずにはいられなかったのかもしれない。CNNのインタビュー番組『Piers Morgan Tonight』に出演すると、「皮肉なことに、13日にもこの件についてミーティングを行う予定だった」と認めると、実現していればホイットニーは候補者にとって究極の指導者にもなり得ただろうと惜しんだという。

さらに、ホイットニーの訃報に打ちひしがれたというサイモンは、「人生で思い出したくもないくらいショックな出来事は、ジョン・レノン、エルヴィス・プレスリー、最近だがマイケル・ジャクソンとエイミー・ワインハウス、そしてホイットニーが亡くなった時だ」とその衝撃を語っている。

サイモンが最後にホイットニーに会ったのは、『Xファクター』の収録の時で、復帰アルバムの収録中だったとか。その時も、多少の問題が感じ取れるところはあったものの、生き生きとレコーディングに励んでいたという。その日のことを忘れられないというサイモンは、「真のスーパースターで伝説の歌姫だった」とホイットニーの死を悼んだ。（海外ドラマNAVI）

Photo：ホイットニー・ヒューストン
（c）Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net


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