ディズニーの名作映画「メリー・ポピンズ」の裏話を題材にした脚本「Saving Mr. Banks(原題)」の映画化に向け、ウォルト・ディズニー社が話し合いを進めていると米Deadlineが報じた。「メリー・ポピンズ」の製作を手がけたウォルト・ディズニー役に、トム・ハンクスの名前が挙がっている。
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1964年(日本では65年)に公開された「メリー・ポピンズ」は、実写とアニメを合成したミュージカル映画で、ジュリー・アンドリュース扮する家庭教師メリー・ポピンズとバンクス家の子供達の交流を描いたファンタジー。パメラ・L・トラバースによる原作小説は1934年に出版され、その後7作の続編が発表された。
映画化が検討されている「Saving Mr.Banks」は、ケリー・マーセルが執筆した脚本で、ハリウッド業界人が選出する製作前の優秀脚本「ザ・ブラックリスト」2011年版に選ばれている。その内容は、原作小説の映画化権をめぐる、ディズニーとトラバースの14年間にわたる交渉が軸になっているようだ。
「メリー・ポピンズ」の原作小説は、トラバース自身の体験や、7歳の時に亡くなった父との関係を反映させた物語。日本では、岩波少年文庫から「風にのってきたメアリー・ポピンズ」として出版されている。著者の個人的な思い入れが強い作品だったようで、映画のアニメ部分が気に入らなかった彼女は、続編の映画化を認めなかった。原作者トラバース役にはメリル・ストリープが噂されている。
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写真:Startraks/アフロ
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