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その肩こりは胸のコリが原因!?

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肩こりが気になってしまい、じっと同じ姿勢で座っていることがつらく感じることはありませんか? 肩こりがつらく感じるようになると、仕事をしながら、首すじや肩の付け根付近といった、コリを感じる部位に無意識に手がいくという人も多いかと思います。



コリを感じる部位を一生懸命にたたいてみたり、すってみたり……それでも、なかなか肩こりが楽にならない、という場合もあります。肩こりを感じる部分以外の筋肉が、こってしまうと、肩こりを感じている首スジや肩の付け根をほぐしてみても、肩こり度合いに変化がみられない場合があります。

そこで肩以外の筋肉がこっていないか、まず、セルフチェックをしてみましょう。

1.両ひじを伸ばしたまま、バンザイのポーズをとります
2.腕が耳のすぐ横を通りますが、そのとき、ひじは伸びたままでしょうか?

バンザイした腕が、耳の横にまでいかず、ほおくらいの位置で止まってしまったり、ひじが曲がってしまうようであれば、胸の筋肉がこってしまい、肩こり部分同様に硬くなっている可能性があります。

その場合は、胸の筋肉をほぐすことで、首や肩周辺の筋肉への負担が減り、肩こりが緩和される可能性があります。

デスクワークを行う人によく見られる姿のひとつに、肩が体の前方へ位置している状態があります。

本来は、耳の穴と肩先(肩の中心)が垂直に線で結ばれた状態が、正常な重心線なのですが、胸の筋肉が硬くなると耳の穴よりも肩先が、前方にあるということになり、結果、猫背姿勢のように見えてしまいます。

これは、胸の筋肉が緊張し続けることで、腕の位置や肩甲骨の位置が変化してしまうことで起こります。腕を支える首の筋肉にも負担がかかり、肩甲骨の位置が変化することで、姿勢を支ええる筋肉が疲労しやすくなり、頭の支えも不安定になりがちに。

こってしまった首や背中の筋肉をほぐす以外にも、胸の筋肉をほぐし、血行が改善させるようにケアしましょう。

デスクワークの合間や、同じ姿勢をとり続けた後などに、両手をバンザイして、伸びをし、胸の筋肉が伸びていることを感じてみましょう(約10秒間ストレッチ)。

腕の位置が耳よりも少し後方へ位置する意識をもつと、ストレッチしやすくなります。腕の位置を少し下げたりと、角度を変えてみると、伸びる部分が少しずつ変化するので、位置を変えて行うとさらに効果的です。

(文 檜垣暁子)


■著者プロフィール

檜垣 暁子(ひがき あきこ)
オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド
http://allabout.co.jp/gm/gp/51/
カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。

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