「たっぴらかす(叩きのめす)!」と“沖縄方言”丸出しの沖縄が生んだヒーロー、『琉神マブヤー』。県内の最高視聴率は17%、DVDの売り上げは5万枚、イベントは超満員と爆発的な人気を博し、沖縄で知らない人はいない。今やその人気は沖縄だけに留まらず、日本全国へと広がりを見せている。そんな『琉神マブヤー』の生みの親・土産問屋の経営者・畠中敏成(54歳)に2月12日(日)の『夢の扉+』(TBS系)は密着した。
畠中が生み出したヒーローは、敵を倒すというこれまでの“勧善懲悪ヒーロー”モノとは一線を画していた。マブヤーの語源は、沖縄の方言で「魂」を表す「マブイ」。沖縄の魂を守る使者=マブヤーは、「ちむぐくる(=相手を思いやる)」と「許し」という沖縄の精神を持ったヒーローで、敵の命を決して奪わず敵を“許す”。子どもには分からない沖縄方言を話すが、番組では一切説明を入れない。方言のほか、三線などの「沖縄文化」をテーマにするなど、そこには「沖縄の古き良き文化を子どもたちに知ってもらいたい」という畠中の強い想いが込められていた。
鹿児島県・奄美大島出身の畠中が沖縄文化に魅了されたのは30歳の頃。当時、土産の卸売りの営業で沖縄全土を飛び回り、忙殺されていた。命を削るような生き方に疑問を持っていた畠中を救ったのはあるおばぁの一言だった。「あんた顔色悪いね、“命(ぬち)どぅ宝”だよ。」何よりも命が一番大事だという古くより伝わる沖縄の方言。「沖縄の言葉は厳しい状況に陥ったときにとても優しい。なくしちゃいけない伝統」。マブヤーは畠中が感じた沖縄文化の暖かさを伝えるヒーローなのだ。
そんなマブヤーは2007年にみやげ物のキャラクターとして誕生した。しかし、その認知度を高めるための潤沢な資金は畠中にはない。「少ない資金でも」と安い制作費用で展開する戦略で、マブヤーは誕生からわずか4ヶ月でテレビデビューを果たした。「縄の精神で世界の子どもたちも笑顔へ」畠中の次なる挑戦はハワイ。守りたい伝統、子どもたちに伝えたい文化を“ハワイ版マブヤー”に託してほしい。畠中はテレビ局へ営業に向かう。果たしてその想いは届くのか?
■出演者
ナレーター 中井貴一
■『夢の扉+』
2012年2月12日(日)18:30~19:00(TBS系)
関連リンク
『夢の扉+』予告映像を毎週配信中!
第1話&第2話無料!『ハルサーエイカー』オンデマンド配信中!
畠中が生み出したヒーローは、敵を倒すというこれまでの“勧善懲悪ヒーロー”モノとは一線を画していた。マブヤーの語源は、沖縄の方言で「魂」を表す「マブイ」。沖縄の魂を守る使者=マブヤーは、「ちむぐくる(=相手を思いやる)」と「許し」という沖縄の精神を持ったヒーローで、敵の命を決して奪わず敵を“許す”。子どもには分からない沖縄方言を話すが、番組では一切説明を入れない。方言のほか、三線などの「沖縄文化」をテーマにするなど、そこには「沖縄の古き良き文化を子どもたちに知ってもらいたい」という畠中の強い想いが込められていた。
鹿児島県・奄美大島出身の畠中が沖縄文化に魅了されたのは30歳の頃。当時、土産の卸売りの営業で沖縄全土を飛び回り、忙殺されていた。命を削るような生き方に疑問を持っていた畠中を救ったのはあるおばぁの一言だった。「あんた顔色悪いね、“命(ぬち)どぅ宝”だよ。」何よりも命が一番大事だという古くより伝わる沖縄の方言。「沖縄の言葉は厳しい状況に陥ったときにとても優しい。なくしちゃいけない伝統」。マブヤーは畠中が感じた沖縄文化の暖かさを伝えるヒーローなのだ。
そんなマブヤーは2007年にみやげ物のキャラクターとして誕生した。しかし、その認知度を高めるための潤沢な資金は畠中にはない。「少ない資金でも」と安い制作費用で展開する戦略で、マブヤーは誕生からわずか4ヶ月でテレビデビューを果たした。「縄の精神で世界の子どもたちも笑顔へ」畠中の次なる挑戦はハワイ。守りたい伝統、子どもたちに伝えたい文化を“ハワイ版マブヤー”に託してほしい。畠中はテレビ局へ営業に向かう。果たしてその想いは届くのか?
■出演者
ナレーター 中井貴一
■『夢の扉+』
2012年2月12日(日)18:30~19:00(TBS系)
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