小栗旬「もし自分が女だったら生田斗真と付き合いたい」

2月11日から最新主演作『キツツキと雨』が全国公開され、さらに待機作として『荒川アンダーザブリッジ』『宇宙兄弟』という2本の映画の公開も控えている俳優の小栗旬。彼の周りには、ライバルともいえる同業の役者たちが常に集い、先輩や後輩ではなく『友達』という関係性を築き上げているが、その理由は何なのだろう？　彼は「自分でもわかんない」とはにかみながらも、オペラなどの舞台監督を務める父親の影響を挙げた。

「うちの父親は誰でもウエルカムな人なんですよ。すぐ家に人を呼んじゃう人だったので、昔から周りにたくさんの人がいることが当たり前だったんですね。だから、僕自身も人が集まるのが好きだし、誰とでも仲よくなりたいと思ってて」

しかし、今では幅広い交友関係で知られる彼も、役者仲間と集うようになったのは、ここ数年のことだという。

「10代の後半から20代の初めまでは、いわゆる芸能人の友達はひとりもいなかった。みんなが名前と顔を知ってるような芸能人の友達ができたのは、ここ4、5年ぐらいなんですよ」

ドラマ『花より男子』で共演した松本潤、『花ざかりの君たちへ～イケメン♂パラダイス』の生田斗真、映画『キサラギ』の小出恵介、『クローズZERO』の山田孝之、舞台『カリギュラ』の勝地涼...、現在の彼の交友関係は、ひとつひとつの現場を大切にしてきた証拠だが、その中でも小栗は、ある俳優をホメちぎる。

「もしも自分が女だったら、ダントツで生田斗真とつきあいたいですね。あいつはキングですよ。人に対するフォローや気遣いが本当にしっかりしてる。一緒にいると、別にオレが気を使わなくてもいいなって思えるから、いろんなことに安心できるんです。仲間内も口をそろえて『斗真は人として素晴らしい』って言ってますよ」

そのような素晴らしい仲間に恵まれている小栗は、「出会った人の芝居によって、自分の芝居も変わっていくからこそ、出会いもコミュニケーションも大切にしたい」と述べており、役者としての今後の成長が、益々楽しみだ。

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